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♦️森というより樹海やん

ピアノの森とはよく言うけれど。。。

✴️ピアノを愛する皆さま、こんにちは。

オンラインの講義で、ベートーヴェンのソナタを、
じっくりと勉強するシリーズがひと段落しました。

楽譜を一つ一つ読み考えていくと、
あまりの奥深さに、もう頭がクラクラするほどでした。
なんか迷宮入りしたようで、
森というより、出口の見えない樹海みたいです。。。

ベートーヴェンのアイデアが本当にスゴイので、
何処をどう進めばいいか、迷ってしまうけど、
だからこそ、何年経っても、古くならない、
永遠の魅力があるんだと思います。



今回の勉強をしていて、
ピアノ曲ではあっても、
室内楽とかオーケストラの意識も持つべきだと教わりました。


そして、昔、朝比奈さんの指揮の曲を
よく聴きに行ってた事を思いだしました。


朝比奈隆さんは、大阪フィルハーモニーの指揮者で、
カラヤンと同じ年生まれ。
93歳で亡くなられるその年まで、指揮をされていました。


ベートーヴェンの交響曲連続演奏など、
私もよく聞きに行きました。


当時私は、よくは分かってなかったのですが、
隣に座っていた知らない男性が、
朝比奈先生は、オーケストラのメンバーが困るくらい、
ゆっくりのテンポで指揮されるけど、それでもすごいんだ、
みたいな事を言ってたのを、聞きました。( 盗み聞きですが)


当時の曲を今聴いてみたら、どう思うかは分からないけど、
印象としては、
じっくりと噛んで含めるような演奏だったと思います。
さっと聴き逃さないで、スローモーションで感じるような演奏でした。


あの時、演奏会に行ってて、良かったなあと、今思います。
私はピアノだけど、大きく影響を与えてくれたと思います。


✴️もう一つ、今回調べて分かった事ですが、
朝比奈さんの命日は、12月29日でした。

朝比奈さんは、年末恒例の第九演奏会を
1985年からずっとこの日に指揮されていて、
亡くなるその年もスケジュールが組まれていたそうです。

10月の演奏会を最後に不調を訴えられ、
入院して、その後亡くなられましたが、
12月29日に亡くなったのは、
第九演奏会をずっと胸に抱いてたからなんじゃないかな、
と思いました。



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