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人間にしかできない能力をピアノで養う。

保谷・大泉学園のピアノ教室「木村ピアノ教室」です。

先日のブログで”表現力”について書きました。

私の中で、今、とても大切だと考えていることの一つが、いかに自分の考えを表現していくか、なのですが”表現”に関する話を、美術の方とする機会があったので、こちらでお知らせしたいと思い、書いています。

昨日、とある児童絵画コンクールの東京都展に行ってきました。

そこで、関係者の方とお話する機会があったのですが、絵画コンクールと言っても、絵が上手かどうか、だけでは判断していない、とのこと。

(これは、ピアノでも同じですね)

もちろん、パッと目を引く作品だったり、なぜ、こんな書き方をしているんだろう、と見る人が何か感じてくれないといけないのですが、そんな作品に出合った時に、「この作品にどんな思いを込めて作り上げたのか」を審査時に確認するそうです。

作品を提出する時に、添付しなくてはならない作品に込めた思いを審査員が読んで、さらに作品から受ける説得力や表現力など、総合して素晴らしいと感じた物に賞を出しているとか。

絵画を通して、自分の思いを表現したかどうか、を見ていらっしゃるんですね。

これからは、AIで何でもできてしまうからこそ、人間にしかできないこと、表現力を見ていらっしゃるのでしょうね。

いくら完璧で素晴らしい作品でも、そこに気持ちがあって、表現されているからこそ、心を動かされていくのだと思います。

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関係者の方から、面白い話を伺いました。

保護者の方が、この絵画コンクールの作品制作のために、素敵な景色を見せに行こうと、車で遠出をしたそうです。途中、サービスエリアで食事を摂って、目的地に着いて、さあ、書きなさい、と書かせたところ・・・

何と、途中のサービスエリアで食べた食事がとても美味しくて、印象に残っていたらしく、食事の絵を書いていまったのだとか。

子どもらしくて、素敵なエピソードだな、と思いました。

自分が書きたいもの、表現したいもの、伝えたいものがあるって、素敵だし、こういいう能力というのは、絶対に様々な分野で必要になってくると思うのです。

この作品がどう評価されたのか、どなたの作品なのかは分かりませんが、素直な心を大切に育って欲しいな、と、他人ながら思ってしまいました。

私事ですが、この絵画コンクールというのは、娘が出品して練馬区で1位を頂き、東京都大会で入賞し、全国大会に出品されることになりました。

絵画教室に通ったことなんて、一度もなく、もちろん親にも絵画の心得は全くありません。

けれども、夏休みくらい、何か絵を書いて、仕上げよう、を毎年の目標にしていて、6年間皆勤賞を狙っていたのです。

2年生で銀賞、5年生で佳作を頂いたのですが、今回は最後の年なので出せば皆勤賞を貰える、との思いだけで作品を作っていたようです。欲を出さず、自由に作ったのが良かったのかもしれません。

表現のことについて、思い起こせば、通っていた幼稚園では、毎年「表現展」という名目で様々な作品作りをして、展示していました。落ち葉やドングリ、空箱などを使って自由に作品をつくって表現する。

文字の書き方も教えてくれない幼稚園でしたが、様々な体験をして、自分達で考えてごらんなさい、というスタイルがとても伸び伸びしていて、気に入って入園した幼稚園でした。

並行して、私がピアノを教えるようになったのですが、こちらから促さなくても曲のイメージを楽譜にイラストで書き込むことが多かったです。

時には、ピアノの練習時間より、楽譜に絵を書いている時間の方が長いくらい・・・

イメージしたり考えたりするのが好きなのかもしれませんね。

絵画コンクールがどうとか、ピアノコンクールがどうとか、他人からの評価ももちろん気にはなりますが、自分の心を見つめて、自分が表現したいこと、伝えたいこと、思っていること、考えついたアイデアが表現できる力を、ピアノを通して養うお手伝いをしていきたいと思っています。そんな力を養っていくことができたら、絶対に人生は豊で楽しいものになるからです。ピアノ演奏も、より面白くなりますしね。


おまけ。

絵画コンクールの方がおっしゃるには、親が手伝えば、だいたいバレるそうです。

「どういうところで判断して、親が手伝った、と思われるんですか?」と聞きましたが、そこまでは教えてもらえませんでした(笑)


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