お久しぶりの生徒さん

小学6年生だったころ、塾が忙しくて、
そして、塾の勉強が楽しくて！
ピアノよりも、そちらに興味が移って、
中学入学を前に教室を卒業していった生徒さん。

あれから1年半ぶりに連絡を頂きました。
「中学校の合唱の伴奏をするので、見てもらえますか？」

いつもニコニコと笑顔がかわいくて、ハキハキとお話しできる彼女は、
私よりも背が高くなっていて、「お嬢さん」に成長していました！
でも相変わらずニコニコ、ハキハキ！


久しぶりのレッスンでも、まるで毎週レッスンに通っていたように、
フツ～にレッスン開始！
いつものように、
音の表現や練習の仕方についてお話したり、
「○○ちゃんの音の出し方の癖、こう直したらいいよね～」とか、
ちょっと学校のお話もしたり…
2年前と変わらないレッスン。

変わったのは、
ブランクがあったにもかかわらず、譜読みの力が伸びている！
やっぱり小学生と中学生では理解力が違うのね。
それに「クラスの伴奏！」という目標があるから、
一生懸命譜読みしているのでしょうね！
「伴奏」と言えども、表面的な弾き方だけでは私のレッスンは終わりませんよ！
そんなことも、彼女はよく分かっているでしょうね。
クラスのみんなと、素晴らしい音楽の一体感を感じられる発表を目指して、
頑張りましょう！

一度、教室を去ってしまっても、もう一度先生に連絡できるかどうか…
それは、親御さんのお人柄あってのご縁だと、感服します。
教室を去る時も、生徒さんの状況をたくさんお話しくださり、
お子さんと一緒に丁寧に挨拶にもお越しくださり、
私への信頼をずっと持っていてくださり…

お子さんが小さい頃からずっとお世話させて頂くこの仕事。
皆さん、いつかは教室を卒業しますが、
こんな風にいつでも繋がる信頼感を持っていてくださる方には、
本当に頭が下がります。

私は、お世話になった方々に対して、
それが出来ているだろうか…？
反省、反省。。。