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練習は毎日?

理想的には、毎日練習した方がもちろんいいです!
ピアノは、1日練習しないと1日戻る、
翌日は、また戻った所から始めないといけない、
だから、1日おきの練習がいちばん効率が悪い…
毎日練習すれば、前の日に頑張ったことが積み重なっていくのがわかるはず…
というお話を、どの生徒さんにもしています。

自分から毎日練習する、とても立派なお子さんもいます。
でも、その子たちも初めからそうではありませんでした。
発表会 → ステップ → コンクール と、いろいろな経験をしながら
目標がレベルアップしていく中で、自ら必要性を理解して練習するようになりました。

では、なかなか練習しない子は…?

「練習しない」には、子供さんによって様々な要因があるはずです。

上記のように、経験や成長によって練習するようになっていくお子さんも多いのです。
4年生までは、時間が上手く使えなくて練習が出来なかった生徒さんも、
6年生になった今では、自分の時間の使い方を見つけて、
「週5日練習!」と決めて実践できるようになりました。

練習したいけど、時間が上手く使えない…
(でも親御さんから見たら、「だらだらしているだけじゃない!」)
というお子さんもいます。
やっぱり時間の使い方が上手くできないタイプ。
習い事、部活、学校の宿題…多くの物をこなせなくて、余計にだらだらしてしまう…

「分かりますよ!」
指導する側は、まずこの「共感」が大切だと思っています。(私もそのタイプですし…)
きちんと状況を聞いてあげて、解決策を一緒に探していきます。
数年かかる覚悟でいます。
上記の子のように、「6年生になる頃に変化する」など、
長い目で見れば、お子さんは変化します。

ピアノ以外の様々なことで忙しいお子さんたち。
両立するには、「自分で考える」しかないのです。
周りが「練習しなさい!」と言っても、本人が必要性を感じていない、
時間の使い方が習得できていない、では絶対に無理!なのです。
逆に、それを考えられる子になるよう指導、そして「待ってあげること」…

長い間、それぞれの生徒さんと一緒に試行錯誤しながら、
自分の時間の使い方を見つけられるようになったのを見ると、
本当に「成長したなぁ」と、しみじみ思います。

その間に、ご家族の協力や努力ももちろんあります。

「練習しなさい」と言われたら、「ヤル気がしぼんでしまう」
(これは「心理的リアクタンス」という専門用語がちゃんとあります)
それを、親御さんは理解して、声掛けを工夫していく…

家族がテレビを見たりゲームをしたり、携帯をいじっていたり…
そんな状況で、一人で練習するわけがない…
練習できる環境を整えてあげましょう…

発表会などの本番で、本人は「やり切った!」と、達成感いっぱいなのに、
ダメ出しから入る親御さん…
こんな時ぐらい、たくさん誉めてあげれば、子供は前向きになれるのに…
家族の応援がなによりの後押しです!

私の教室では、練習した日に〇をする表を渡しています。
これは「毎日〇をつけなさい!」と言っているのではありません。
自分のペースを見つけるためのものなのです。

「何曜日が習い事?--それならこの曜日は〇しなくていいから、他の日は〇できるようになろうね」

「自分で、週に何個〇をつけるのを目標にする?」--「4個!」
「OK!じゃぁ、その目標から始めてみようね」

などなど、それぞれの生徒さんの状況を把握してお話しするための表です。
時々、親御さんが「毎日〇をつけなさい!」と、
強制的に毎日練習させられているお子さんがいます。
きっとピアノを続けられないでしょう。
本人にとって「させられている感」ばかりで、
自分で考える余裕を与えられなくなっています。

ピアノが本当は好き。
弾きたい曲がいろいろある!
上達が遅くても、まだ続けたい。

こんな気持ちがある生徒さんは、まだまだ伸びる可能性があります!
自分の練習ペースが見つかった時、少ない時間でもすごく集中する技も手に入れます!


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