日本全国のピアノ教室が5000件以上掲載!

ステップに向けて

小学生の間は、全員毎年ピティナ・ピアノステップを受けましょう、としています。

小学5年生になり、さらに剣道が忙しくなってきた彼。
これまで「できればピアノの方を頑張ってほしいな…」と思っていらっしゃったお母様も、
「本人がここまで剣道に夢中になるなら、ピアノは好きなように続けてくれればいいカナ」
そして、
「ステップももう受けなくてもいいんじゃない?」
というお話に、ご家庭でなったそう。

本人も、そんなぬるま湯の方向になびいていましたが…

私からは、
「小学6年生まではステップを受けましょう!それに、今年は継続表彰の年だし!」

剣道を始める前は、ピアノに夢中だった彼。
剣道を習い始めてからは、「剣道1番、ピアノは2番でいいよ」としてきましたが、
練習時間がかなり減ってしまって、ピアノが思うように弾けなくなって
イライラしていた彼。

ピアノの方を、これまでのように「バッチリ仕上げる」ことはもう無理だから、
どのように折り合いをつけるのかは、
本人が数年かけて答えを出していくものだと思っています。

教室の中では相変わらず「〇〇君は上手!」と言われる彼だけど、
どんどん下手になっている…というのは自分が一番よく分かっているでしょう。
それでも、教室の中で、ぬるま湯の中で、
「自分は本当に上手…?」と疑問を抱きながら過ごすことは、
彼自身が一番戸惑うように感じます。

6年生まで、あとたった2回のステップ。
それだけは出ましょう!と私からキッパリお話ししました。
教室の外の世界をまだまだ経験し、
その中で、自分のピアノとの関わり方を見つけてほしいと思っています。

別の小学5年生の彼は、
名曲を弾くことに夢中!

先日のレッスンでソナチネ1曲の合格をもらい、
次のレッスン曲は何にしようか?と一緒に決めていたところ、
最近買ってもらった中級の名曲集から選ぼうとする彼。
「今、子犬のワルツを習っているけど、
ステップではこんなレベルの曲では出さないよ?!」と私からお話ししました。

まだソナチネの学びが浅いし、
バッハもまともに勉強していないから、
〇〇君は基礎が不十分。
去年のステップでも、思ったより評価が悪くて自分でも困っていたでしょう?
まだまだ音楽の基本的な理解力をつけよう!
ステップは古典をきちんと学ぶ機会としよう!

そうお話すれば、素直に
「じゃあ、バッハをやってみる」
(これまであまり興味なかった分野)

ステップは「基礎について考えよう!」とお話しできる良い機会になっています。

小学3年生の彼は、
去年のステップで最高評価の「S」がほとんど出なかった地区で「S」をもらった頃から、
急に伸びてきた!
去年はまだ「S」の価値がよく分かっていなかった彼。

先日のレッスンで、
「良く弾けるようになったけど、
ここまで弾けるのなら、もうちょっと強弱をハッキリつけられないかな?」
今日は合格がもらえると思っていた彼は「え~?!」

「去年〇〇君がSをもらえたのは、強弱がハッキリしていたから。
今年もそれを目指そうよ!」
とお話しすれば、素直に
「分かった!」と帰っていきました。

彼にとっても、ステップは良い目標設定の場になっています!

他の生徒さんたちも、
「去年よりももっといい演奏をしたい!」と皆さん目標設定の場になっています。
そして、今年初めてステップを経験する小学1年生たち。
ステップを通してのこれから成長が楽しみですネ!


↓お問い合わせは、こちらからどうぞ!↓

最新情報:ただいま、生徒募集は行っておりません



<< 前のページに戻る ↑体験レッスンお申し込みも、こちらからどうぞ!↑

このブログへのコメント