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難しいテクニックへのアプローチ

難しいテクニックを要する曲を練習する場合、色々な方法があります。
①真正面からそのテクニックに取り組む。

この場合の危険性ですが、生徒さんは大概、自分の憧れの演奏者のテンポ、鮮やかな指さばきが、脳の中にインプットされています。
なので、そのインプットされた形へ近づけようと頑張ります。しかし、とうていそこに行き着くものではありません。もしできたとしても、かなり手を壊すこともあります。
または結局、できたりできなかったり。
なので、そういう場合に、やはり以下のような取り組みが大切になります。

②テクニックだけに注目せず、音楽的にみたとき、何が重要で、どんなフレーズがあるのか。
音楽的に演奏できるような観点からアプローチします。
具体的には:
速いテンポが要求されていても、速さを意識せず、フレーズ感を意識する。どんな風にそのフレーズを美しく歌おうかなど。
フォルテと書かれていても、あまりその音量にこだわらず、耳に聞えるメロディーが心地良くやってみようなど、書かれていること、要求されていることと、逆の演奏を練習で試みる(あくまでも練習です)
そうすることで、テクニックの難しさを軽減することができるのです。
人間は難しい箇所にくると、力が入ります。力はやっかいなもので、場合によりとっても役立ちますが、基本的にはテクニックの邪魔をします。私は脱力だけが良いとは思っていません。しかし要の部分だけエネルギーが得られるテクニックはどんなものにも対応できます。
どうですか?みなさんも、難しい箇所にきたら、音楽的なアプローチをしてみてください。きっと自分のテクニック、体と、楽譜が要求しているレベルと、折り合いが付くはずです。


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