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新年を迎えて思うこと

明けましておめでとうございます。SOUNDTREEピアノ教室の田中です。

昨年中もたくさんの関係者の皆様や生徒さんの保護者の皆様に、大変お世話になりました。
心より御礼を申し上げます。
そして今年も引き続きよろしくお願いします。

さて、「音楽の楽しさ」って何でしょう? 私は生徒さんには、大人になったときに「音楽って楽しい❣」と思える人になってもらえたら…ということを常に心に留めながらレッスンしているつもりですが、良く考えたら音楽の楽しみ方は人それぞれ・・・

ピアノが達者に弾けること、早く譜読みができてどんどん難しい曲を弾けるようになることで、ピアノは楽しい!と思える人、多いと思います。確かにそれは1番王道の楽しみ方。そういう子には更にリズム感や拍子感、音楽の表現とそれに必要なテクニック、多彩な音色の出し方などをしっかりお伝えしています。ただ達者に指が回るだけでなく、その曲の良さを聴いている人に伝えられるようになると、より楽しいですよね。

でも、達者にピアノが弾けなくても「音楽って楽しい」「ピアノって楽しい」と言っているお子さんがいるのも現実です。

そういう子達はきっと自分の中で音楽を感じる力があるんですね。今はテクニックがない、譜読みが遅い などで実際には音に出せていないけれど、もう少し成長して脳から指への指令が伝わる神経回路が発達し、指にも筋肉がついて指令通りに動かせるようになると、きっともっとずっと音楽が楽しくなりますよね。

更にこういうお子さんの中には、普通の子があまりやらない事を急にやったりするんです。
例えば今やっている曲を移調して弾いたり…昨年末のレッスンで、ある年長さんの生徒さん、豆まきの曲(鬼は外、福は内~♫のあの曲です)を、元はト長調なのに(レレソミレ~と始まる)突然ラの♭から始めて、変ニ長調で弾いて聴かせてくれました。
黒鍵ばかり使うのが楽しいみたい。

他にも、長調の曲を突然短調にしておもしろい題名をつけたりする・・・ハ長調のメリーさんの羊(ミ~レドレミミミと始まる曲)をお隣のファの音から始めて(ファ~ミレミファファファと弾いて)「メリーさんの羊、死んじゃったの」と教えてくれる…小さい子が教えもしないのにこういう事を突然やったりするのは、こちらも一緒に伴奏をつけたりして楽しんじゃいます。ハ長調に戻して「生き返ったよ❣」なんて言ったり・・・。

小さい頃から指が早く回り、達者に弾く子はもちろん楽しみですが、こういう楽しみ方をする子がもう少し成長したらどんな風になるのかなぁ。

音楽の楽しみ方って本当に色々あるよね と思った年末のレッスンでしたが、子供達が色々な事をどんどん発表してくれるような教室にしたいな と年始早々に思ったりしたのでした。


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