嬉しいお便り

先日、封筒から音楽 が醸し出されるような、音符 やト音記号がデザインされた、シックな色合いのお手紙 が届きました 。

差出人は、私が公式ピアニスト として伴奏させていただいた、某コンクールに出演されたMさんで、お手紙と一緒に予選で共演した時の写真が同封されていました 。
ピアノやヴァイオリンがデザインされた便せんには、御礼の言葉や音楽に対するお気持ちなどが、本選の入賞報告と共に綴られていました 。

私は室内楽が大好きで、エクアドル国立音楽院に勤務していた時や、フランスに留学していた時も、そして日本へ帰国してからも、お陰さまでプロ・アマとわず数多くの方々と、共演 する機会をいただいております。

ピアノやチェンバロは、独りで演奏できる楽器ゆえ、他の楽器の方々と共演する機会を得られるのは有難い事ですが、Ｍさんのように共演後にお手紙 をくださる方、御礼のメール やお電話をくださる方、なかには再びお会いした時に改めて御礼の言葉をかけてくれる方もおられ、その時は「微力でも私はお役にたてたかな」と、とても嬉しく思います 。

Ｍさんのお手紙 は、とても嬉しい素敵な贈物で、後日お返しにカード を送りました 。