なぜ、ピアノは音楽すべての基本なのか？

ピアノは、音楽の基本といわれています。
音楽教育というと、大体ピアノ教育のことを指します。


なぜ、ピアノがそう言われるのでしょうか？


まず、ピアノは音を出すのが簡単です。
鍵盤を押すだけで、初心者、経験者問わず
簡単に音が出せます。

いちいち音程を合わせたりしなくても
ドの鍵盤を押すと「ド」が、
ソの鍵盤を押すと「ソ」の音が
正しい音程で鳴ります。

弦楽器は自分で音程を作らなくてはいけないし、
管楽器や木管楽器は音を出すのにコツがいり、
すぐに音は出せません。


また、音域が広い（約8オクターブ）、
大きい音、小さい音が鳴らせ音幅がだせる、
同時にたくさんの音（和音）を鳴らせるなどが
ありますが、


ピアノの一番の特徴は、

「一人でメロディと伴奏が演奏できる」

ことでしょう。


他の楽器は、
メロディー担当なら、メロディーだけ、
伴奏担当なら伴奏だけですが、

ピアノは、
左右の手で、メロディーと伴奏が一人で
同時に演奏できます。


こう考えると今更ながら、

ピアノという楽器のすごさが分かります。


しかも、

メロディと伴奏を同時に一人で演奏するので、

メロディの気持ちも、
伴奏の気持ちも分かるようになります。


楽譜も一段ではなく、

二段（右手（ト音記号）、左手（ヘ音記号））を同時に読まなくてはいけないので、

大体の楽譜は読めるようになります。


以上のことから、

ピアノの知識と技術は、他の楽器や音楽全般に通じるのです。


先日、配線の工事の方がいらっしゃった時、

いきなり、
「ピアノされてるんですか？」と聞かれました。

（さかもとピアノ教室は、
リビングがレッスン室となりますので、
ピアノがすぐ目に入るのです）

聞けばその方は、音楽が大変好きで
色々なジャンルの曲を楽器で
演奏されるそうですが、

やはり、ピアノを習っておけばよかった〜と
言ってました。

高校卒業してからとか、大人になったら、
すごく分かると思いますよ！と
力説されていました。

4歳の男のお子さんがいるそうで、
ピアノを習わせたいそうです。
是非、お父さんも一緒に習って
ご家族で音楽を楽しんでほしいです。


ピアノは、話題としても万能ですね！




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