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ショパンの言葉③ 

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「演奏会前の三日間は
僕にとって拷問の日々だ。」
 
フレデリック・フランソワ・ショパン



こちらはショパンが親しい友人に
宛てに書いた手紙の一文です。
巨匠にしてはちょっと意外なことに、
ショパンは大きな会場での演奏を
とても負担に感じていたようです。

長年ショパンと一緒に暮らした
サンドという女性は
ユーモアを交えてこう書いています。

「(ショパンが)あまりにも不安そうな様子なので、蝋燭も灯さずにお客さんも入れずに、音のしないピアノにしたらと、私は提案しています。」

引用 作曲名◎人と作品シリーズ『ショパン』小坂裕子著 音楽之友社


ショパンほどの人が演奏会が苦手だったなんて。

発表会前などで緊張しているときに
この言葉を思い出したら、
何だか勇気がもらえそうな気がしませんか?

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ショパンは身体が弱かったこともあり、
あまり大きな演奏会は行わなかったようです。
ショパンの演奏会は珍しいとあって、
たくさんの人が押し寄せたとか。

ショパンのその繊細な感性が
美しい音楽を作り上げたことは
間違いないですし、
ショパンの先生がショパンの演奏を
無理に直さなかったことが、
ショパン独自の音楽性を伸ばしたとも
言われています。
(もっともショパンは先生に
言われなくともどんな曲も
良く弾きこなしたようですが。)

何より数少ない演奏会だったにもかかわらず
没後160年余り経つ現在も続く人気の高さは、
ショパンの巨匠ぶりを物語っていますね。

お子様が繊細で
心配だとおっしゃるお母様もいます。
その繊細な感性はきっと
音楽にプラスになることでしょう!



 


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