「椅子を入れておく」もう一つの理由

演奏後はピアノの椅子を
出しっぱなしにせずに
楽器に寄せておきましょう、
ピアノを使わないときは、
椅子を（鍵盤の下の方に）
入れておきましょう。
このように言われたことや
お聞きになったことはありませんか？

その理由として、
椅子を出しっぱなしにしていると
ぶつかる人がいるかもしれず危ないから、
使い終わったら片づけるのがマナーだから、
と教わってこられた方も多いと思います。

実はもう一つ、
大きな理由があります。
地震がきたら楽器から離れるのが
鉄則ですが、
万が一、急に大きな揺れがきて
楽器が倒れてきた場合や
グランドピアノの足が折れてしまった場合、
楽器に寄せてしまっておいた椅子が
つっかえ棒の役割をして空間を作り、
命を守ってくれる可能性があるからです。

大きな地震はいつどこで
起こるか分かりません。
楽器の基本的な地震対策については
各メーカーさんのウェブサイトなどで
確認できますし、
以前こちらのブログでも
挙げさせていただきました。
日頃のちょっとした心掛けが、
命を守ることにつながるかもしれません。
できる対策をしておきましょう。





坂本ピアノエレクトーン教室fleur
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