信頼

当教室のピアノは、季節ごとに調律をして頂いておりますが、音が荒れたりすると、その前にして頂きます。秋の調律は、10月初めにして頂いておりましたが、ダンパーペダル(右のペダル)の雑音が気になっており、調律後、２回調整に来ていただきました。ピアノは、ほとんどが木でできていて、最終的には沢山のパーツが一体化しているので、雑音の原因を突き止めるのは難しいのでは？と、思っておりました。調律師さんが、今日もアクションを引き出していて、調律師さんが、手でダンパーペダルを色々な箇所を見ながら押しているので、私は、鍵盤方向からずっと、ダンパーレールの動きを観察しておりました。(鍵盤が引き出されている状態)「なるほど!」と思う事、今日も沢山ありました。私の調律師さんは、ハンブルグスタインウェイが認めた(スタインウェイアカデミーコンサートライセンス)調律師さんの安永暢生さんです。いつも、色々な事を教えてくださり、演奏のヒントを頂いております。今日して頂いた作業も、一つ一つ確認しながら、本当に大変な作業だったと思います。おそらく今日は、ご自分の昼食時間を削って来てくださったのだなと思います。本当にありがたかったです。全く雑音がしないです！嬉しいです。
人は、口では何とでも言えると思いますが、一回一回の行動が信頼を深いものにしていくのだと思っております。家族は、無条件に深い繋がりがありますが、他人を信頼する、また、自分も信頼されるような人間になれるよう、一日一日、丁寧に生きたいです。