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グリーグ・コンチェルト

TIAA 交響楽団とグリーグのピアノ協奏曲を共演させていただきました。指揮者はスティーヴェン・ドミニク・エレリ先生。エレリ先生は世界的に活躍されている百戦錬磨のマエストロですので、さすが、少ない時間のリハーサルの中でもすぐに私の癖を把握してオーケストラとの懸け橋になってくださいました。

ppの音色について、ここ1年くらいかけて研究と改善を繰り返してきたのですが、お客様から終演後に、「どんなタッチで弾けばあんな優しい音色が出るの!?本当に美しかった!!」と言っていただけて、とても嬉しかったです。

公演に先立って、音楽雑誌に私のインタビューが掲載されましたので、こちらにも転載させていただきます。

(Vivace 2015 5月号 vol.95
TIAA協奏曲ヌーベルバーグ ソリストインタビュー
「新しき波」より)

―今回のコンサートに向けての抱負を教えてください。
 このたびはTIAA管弦楽団の皆様との共演の機会を頂けたこと、とても嬉しく思っております。お客様一人ひとりの心に届く演奏ができるよう、精一杯がんばります。

―あなたにとって音楽とは何ですか。
 私にとって音楽はある種の言葉のようなものです。世の中にはどんな言語でも語ることのできないものがたくさんあって、そんなとき私は音楽の力を借りて、語り得ぬ何物かを表現しようとします。以前、「正しい」演奏とはどのようなものか悩み袋小路に迷い込んでしまったことがあったのですが、そんなものはないんだ、もっと自分自身の言葉で歌っていいんだ、と気付いたとき、私はようやく自由になることができました。

―ご自身の演奏される曲の聴き所などを教えてください。
 グリーグはノルウェーを代表する作曲家で、このピアノ協奏曲は彼の最高傑作として広く親しまれています。本作にはシューマンの影響が強く見られ、ドイツの伝統的でアカデミックな書法に準拠していながら、北欧の民族的な響きや彼の天性の叙情性が色濃く発現しており、それらが極めて高い水準で見事に融合していることに本作の魅力があります。北欧の大地やフィヨルドを思わせる壮大な部分と、静謐の中でノスタルジックに歌われる内面的な部分との対比を楽しんでいただけたらと思います。

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