嬉しいです。

小学6年生の生徒さんのお話ですが、
先週の金曜日に学校で、
合唱の伴奏者の募集があり、
月曜日にオーディションとの事！
本人含めて、クラスで4人が立候補したとか…

なんでもいいので月曜日に弾いてね…
と先生に言われたそうで、
帰ってすぐに3月に発表会で弾いた曲を
練習したそうですが、
ボロボロだったとか…（笑）
そう…ピアノって、
完成した曲も、
しばらく弾いていないと、
その時のようには
弾けないんですよね…

思い出しました…
絵…などは、
完成したら作品としてきっちり残るけれど、
なんでピアノは弾けたとしても、
形として残せないんだろう…
名曲が完成したら、
それを録音で残さないと、
弾けた証がない…
と子供ながらに思いました。
当然…
そんなマメではないし、
昔は家庭での録音の質も悪かったので、
実行に移せていません（笑）

そんな訳で、
お母様からレッスンのご依頼があり、
土曜日に来て頂きました。
しばらくアドバイスしていると、
一度仕上がった曲なので、
勘はすぐに戻り、素敵に弾けてきました。
そして日曜日もお家でしっかりお稽古して、
月曜日のオーディションでは、
落ち着いて弾けたらしく、
先生に褒めて頂いたそうです。

そう言うことに積極的でなかったのに、
チャレンジしたことに、
お母様はとても喜んでいらっしゃいました。
私も嬉しいです。