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4つの声部

【小さい時から、四つの主な人声の範囲を、はっきり知っておくといい。ことに合唱をよく聴いて、どんな音程だと最高の力が発揮されるか、どこまで行くと裏声に変わるか、よく調べておくこと。】(シューマン:音楽の座右の銘より)

四つの主な人声とは、音域が高い順に「ソプラノ」「アルト」「テノール」「バス」、混声四部合唱の各パートとしておなじみですね。複数の声部が独立して進行する音楽を「ポリフォニー(多声音楽)」といい、バロック時代までの音楽を代表する様式でした。
古典派以降になるとメロディーとその伴奏で構成される「ハーモニー(和声音楽)」が主流となっていき、これは複数の声部が同時に進行することによって生まれる響きの美しさを味わう様式と言えます。
しかしこの「ハーモニー」も声質の異なる複数のポリフォニーとして捉えて演奏することが大事なのです。各声部の音色の違いやバランスを考えて、合唱曲を歌っているように弾きましょう。(森直紀)


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