日本全国のピアノ教室が5000件以上掲載!

悪い作品

【悪い作品をひろめてはいけない。反対に力の限り抑制するよう、協力しなければいけない。—】(シューマン:音楽の座右の銘より)

 ヨーロッパのクラシック音楽は元来教会や封建君主などの特権階級のためのものでした。しかし産業革命後の市民階級の台頭に伴い次第に富裕層から一般大衆までが享受出来るものとなり、多くのアマチュア音楽家も生まれ人々は日常的に音楽を楽しめるようになりました。
 そうした中で高い専門知識を持たない音楽愛好家たちの増加により、娯楽色の強いわかりやすい作品を求める傾向が強まり、大衆受けを狙う作曲家たちは低俗で内容が伴わない作品を量産し彼らの支持を得ようとしました。
 シューマンのいう「悪い作品」とは、そういった内容の伴わない音楽を指し、それらを徹底的に批判することにより聴衆の啓蒙に努めたのです。
(森直紀)


↓お問い合わせは、こちらからどうぞ!↓

↓お問い合わせ・体験のお申し込みはこちらから!↓

この教室へお問い合わせ

↑体験レッスンお申し込みも、こちらからどうぞ!↑

このブログへのコメント