練習について

ピアノを習って、上手になるためには毎日の練習が欠かせません。

レッスンでやり方を習って、お家での練習でそれを定着・向上させると考えていただけるといいと思います。

どんな風に練習をしていくのが良いでしょうか？
練習のやり方は工夫が必要です。

例えば、ある曲を発表会で弾きたという目標があるとします。

良い仕上げをするためには早く譜読みを終わらせる必要があります。
なので、まず右手は2週間、左手は2週間、次の2週間で両手を合わせるなど期間を区切ると良いでしょう。
さらに具体的に、○日までに右手をこのページまで弾く、すらすらにするなど具体的に細かいステップにすると実現しやすいです。

ただ、漫然と弾いていくと譜読み段階が長引いて、音楽の内容、表現を磨いていく時間が短くなりがちなので、期間を区切るのはとても有効だと思います。

その後に音楽表現を、と書いてしまったので誤解のないように追記しますと、譜読みの段階でも指番号やスタカート、スラーなどのアーティキュレーションは守るようにしましょう。
これらは一度クセがついて、弾き込んでしまうとあとから直すのにとても時間がかかってしまうので、譜読みはとにかく早く!と思いつつも、そこはきちんと守ってくださいね。