後輩二人のレッスン
先週は門下の後輩2人のサブレッスンをしました。
2人の後輩は7月の大学での実技試験に加え、PIARAピアノコンクールの全国大会があります。
1人目は、ヒナステラ作曲『ピアノソナタ第1番』より1楽章をレッスンしました。
実はこの曲、自分の中では十八番の曲です(笑)
このソナタを弾く上で気をつけることは...
・数小節単位で変わる拍子をよく捉えて演奏する。
→拍を言いながら弾けるようにする。
・汚いfやffを出さないで、強い音を出す。
→力任せに鍵盤を叩かない。鍵盤を下ろす時のスピードを使って音を鳴らす。
・綺麗な旋律は音をよく響かせる。
・音楽に躍動感を持たせる。
...など、あげるとキリがないのですが、こういう事を中心にレッスンしました。
色々苦戦していましたが、短時間で伝えた事を理解して、うまくまとめ上げていました。
2人目は、プーランク作曲『ナポリより イタリア奇想曲』をレッスンしました。
この曲もまた思い入れがあり、大学2年の後期の試験で弾きました。
プーランク独特の世界観や響きを表現するのがとても大変だった記憶があります...(笑)
イタリア奇想曲を弾く上で気をつけることは…
・音の軽さがとても大事。
→イメージとして、鍵盤の半分より少し下の所で音を鳴らす感じ。
・スタッカートやレガートの違いをハッキリ示す。
・中間部に於いて、暗い雰囲気で暗い音色を出すには、鍵盤に指がついている感覚で、打鍵をするのが大切。※人それぞれの癖やピアノの状態によります。
・4つの音で構成されている、速い和音群を弾くには、音を指の瞬発力を使って、掴みあげる事が大切。
・高音部のトリルをキラキラさせるには、手首も利用する。
...これもまた例ですが、こんな感じでアドバイスをしておきました。
ヒナステラもプーランクも、ツェルニーやショパンのエチュードetc…では対応出来ない、独自のテクニックが必要になると思っています。
2人には、それぞれの曲にある難所を克服する練習法を提示しておきました。
試験が無事に終わることと、コンクールでいい結果を残してくれることを願っています。
2人の後輩は7月の大学での実技試験に加え、PIARAピアノコンクールの全国大会があります。
1人目は、ヒナステラ作曲『ピアノソナタ第1番』より1楽章をレッスンしました。
実はこの曲、自分の中では十八番の曲です(笑)
このソナタを弾く上で気をつけることは...
・数小節単位で変わる拍子をよく捉えて演奏する。
→拍を言いながら弾けるようにする。
・汚いfやffを出さないで、強い音を出す。
→力任せに鍵盤を叩かない。鍵盤を下ろす時のスピードを使って音を鳴らす。
・綺麗な旋律は音をよく響かせる。
・音楽に躍動感を持たせる。
...など、あげるとキリがないのですが、こういう事を中心にレッスンしました。
色々苦戦していましたが、短時間で伝えた事を理解して、うまくまとめ上げていました。
2人目は、プーランク作曲『ナポリより イタリア奇想曲』をレッスンしました。
この曲もまた思い入れがあり、大学2年の後期の試験で弾きました。
プーランク独特の世界観や響きを表現するのがとても大変だった記憶があります...(笑)
イタリア奇想曲を弾く上で気をつけることは…
・音の軽さがとても大事。
→イメージとして、鍵盤の半分より少し下の所で音を鳴らす感じ。
・スタッカートやレガートの違いをハッキリ示す。
・中間部に於いて、暗い雰囲気で暗い音色を出すには、鍵盤に指がついている感覚で、打鍵をするのが大切。※人それぞれの癖やピアノの状態によります。
・4つの音で構成されている、速い和音群を弾くには、音を指の瞬発力を使って、掴みあげる事が大切。
・高音部のトリルをキラキラさせるには、手首も利用する。
...これもまた例ですが、こんな感じでアドバイスをしておきました。
ヒナステラもプーランクも、ツェルニーやショパンのエチュードetc…では対応出来ない、独自のテクニックが必要になると思っています。
2人には、それぞれの曲にある難所を克服する練習法を提示しておきました。
試験が無事に終わることと、コンクールでいい結果を残してくれることを願っています。
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