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楽譜の購入。

年が明けてから、あるいは 4月から 生徒さんの弟さんや、妹さんのご入会を検討される保護者の方もいらっしゃるでしょう。

今回は、テキストについて書いてみようと思います。
昨日、同業の先生とのランチに行きましたが、情報交換の中で やはりこの話題になりました。

レッスンに使うテキスト。
中に書いてあるのは、もちろん 音符や強弱記号、音楽用語、その他 色々です。
レッスンを受けた際には、先生からの書き込みがあったりもしますね(私は、小学校3年生ぐらいからは、自分でも書き込みをするようにと話してあります)

たくさんの情報やメモが書き加えられていますが、それを これから入会する小さなお子さんに、おさがりを使用したいというご要望が、少なからずあります。

どうせ同じものなんだから、新しく買うのはもったいない。
楽譜は安くないんだし。上が終わっているんだから、別に下に使わせてもいいよね?

ということのようです。


楽譜は、安くないです。1冊 1000円を越えるものがほとんどだと思います。
輸入版ともなれば、数千円します。
でも、「どうせ同じもの」ではないのです。
というか、元々印刷されていたものは同じでも(指番号や スラーなどは版によって違いはあります)、「書き込み」に同じものはありません。
練習とレッスンで学んだその証です。
新しく始める生徒さんには、0から楽譜を読む(音符や記号を、という意味ではなく、楽譜から色々なことを、考えたり想像したりしながら読み取る)という作業は、おさがりの楽譜ではできません。
メルカリなどで 中古品(記入あり)をご購入する方もいますが、それも同じです。
ぜひ、妹さん弟さんにも、新品の(あるいは 中古品でもいっさい書き込みがないもの)をご購入くださいね。

それから、「どうせ 発表会などでしかやらないだろうし」と、「ワルツ集」とか「ノクターン集」「ソナチネ集」とか「エチュード集」みたいな(もっともっと色々あります)曲集をの中から その曲のみをコピーしてお渡しになる講師の方々がけっこういらっしゃいます。
「レッスン料だけでもお金がかかっているから、それ以上 楽譜まで買えなんて言えない」という理由だったりするそうです。
なるほど、それも分かります。
でも、その曲が「誰作曲の」「何集」に入っている曲なのか、まったく気にも止めないレッスンでは、まずい。
うーん。難しいところではあります…
が、私は 楽譜は ご購入いただいています。
一曲だけのコピーでなはなく、それぞれの楽譜で持っていれば「今度はこの中のあれを弾きたい」とか、「あ、これ この中に入っている曲なんだね」と、いずれ使うチャンスが巡ってきます。
そして、大人になったときに、楽譜があればまた始めることもできます。
目先の損得ではなく、長い目でみて、楽譜はコピーやおさがりではなく、「自分だけの楽譜」をお持ちになることをオススメします。


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