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楽譜から読みとる。

宮城県は、梅雨に入ったのかな?ニュースも見られない、スマホもさわれないくらい、日々、バタバタとしていました。
今週末にある、所属教室の発表会が終わったら、自分の練習は少しお休みして、腱鞘炎のリハビリに入ります。

10月に演奏のお仕事をいただいた他、2ヶ月に一回の、老人ホーム慰問もあるので、完全に弾かないというわけにはいかず。
持病とは、うまく付き合っていくしかないなぁと思います。

さて今日は、「なぜ楽譜があるのか」というお話。
先日、仙台でも国際コンクールがあり、その先生方のマスタークラスがありました。
「楽譜通りの演奏」
これが、どうして大切なのか。

もし、自分が 作曲者だったら、どうでしょう?
「ここはこんな気持ちで」「悲しく」「楽しく弾むように」「ゆったりとしたテンポで」「だんだん速く、興奮した感じ」などなど、こうしてほしい、こんな気持ちになるように作曲した、ということを実現してほしいから、色々な注意書きを入れたくなりますよね?
また、フレーズをこんなふうに繋げてほしいから、指使いはこれで!というメモも入れたくなりますよね。

それを、演奏者が「勝手に」「好きなように」「音だけ並べて」弾いたら、どうですか?
それはそれで「オリジナル」としては素敵かもしれませんが、「作曲者」がいる限り、演奏者はそれを忠実に再現してこそ、その曲の表現になるわけです。

もちろん、モーツァルトやベートーヴェン、ショパンなどなど、有名な作曲者たちは、もうこの世にはいません。
どんな気持ちで作ったか、なんて知らないよ!と思うかな?
その時代、その国でなにがあったのか、作曲者の家族、恋人、旅行記録、雇われていたのかどうか…
そんなことを みんながちゃんと勉強してから 曲を奏でるわけです。
知らないよ!ではなくて、知ろうとしてみよう!
ということ。

人物を知る、と その奥にある、色々なものが見えてきますね。

楽譜には、忠実に。相手の気持ちをくみ取りましょう。


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