ねこ、います。

我が家には、２匹のねこがいます。
一昨年からいる、にゃん吉(５月で推定４歳)
去年きた、とら吉(4月22日で １歳)

にゃん吉は、埼玉県のとある団地で、怯えながらもごはんを貰いに来ていた、元ノラ君です。
我が家に来ても、初めはシャーシャー言っていて、今でも 家族以外のニンゲンは、窓越しにしか近づきません。

とら吉は、隣町で保護され、まだ目の開かない段階からニンゲンに世話されました。
他の兄弟とともに、それぞれの保護主さんの元で暮らしていました。
我が家には、生後４ヶ月でやってきました。

私は、ある保護団体の方を通じて にゃん吉を、そして翌年にはとら吉を引き取ったわけなのですが…

この地でピアノ教室を始めて、数年になります。
わんちゃんや、ねこちゃんを飼っている生徒さんも多く、話題に出るたびに、「保護ねこちゃんを引き取りたい」という思いが膨らみました。
満を持して、環境が整ったところで、にゃん吉を迎え入れたのですが…
ある生徒さんのお母様から、お叱りをうけまして。
その生徒さんは、親御さんがお仕事で在宅されない時間帯に、我が家まで通ってくる方でした。
当時、まだ小学生になったばかり。
時計も読めないでしょうし、遊びにも夢中でしょうし、お昼寝したくなることもありますよね。
ほぼ毎週、時間には来ませんでしたし、無断欠席も多々ありました。
時間を過ぎると心配で、お母様にご連絡を差し上げるのですが、お仕事中なのか、お出にならず。
結局は、「いらっしゃいませんでした」とメールを差し上げるばかりで、改善されませんでした。
私が迎えにいく、という手もあったのかもしれませんが、そこまでするのもどうかという思いもあり、ご提案はしませんでした。

さらには、「お留守番の間、一人で練習しておきなさいね」というのも、無理な話。
なので、たまにレッスンにいらしても、楽譜を開いた形跡はなかったです(譜面台に置くと、自然に閉じていっちゃうアレです…笑)
レッスンにいらしたとしても、「残り時間10分」などの大遅刻だったりするので、上達するどころか、レッスンできない日々に 私も悶々としていて(お月謝をいただいていますし)、こちらから退会をお願いしようと思っていたところ。

ちょうどその頃に我が家に にゃん吉がきて、ラインのタイムラインで紹介をしたのです。
そうしたら、それを読んだお母様からお叱りが。
「うちの子、ねこアレルギーなんですよ！」とのこと。
レッスン室にねこを入れる入れないにかかわらず、アレルギーの方はだめなんだと伺いました。
が、すでにねこを飼っていらっしゃる生徒さんたちが多数出入りしているレッスン室で、その方に症状がでた様子もなかったので、ねこアレルギーがあるかないか、飼っても良いか悪いかは、うかがっておりませんでした。
申し訳なく思います。が、その方が 「せっかく通っていたのに、ねこアレルギーで行けなくなった」と吹聴されていたと聞き、悲しかったです。
ねこアレルギーだった以前に、うちにほとんど来てなかったよねー？
と、思いましたが、まあ仕方ありません。

それ以来は、体験レッスンのお問い合わせをいただく度に、ねこがいますとお知らせしております。

ご理解、よろしくお願いいたします。