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手首。

ピアノを弾く、という動きの中で、手首を使う場面がたくさんあります。

レガートからスタッカートになって、軽く切る場合。
手首を使わずに指だけで弾くと、最後のスタッカートの音は 固くて鋭い音になります。
そのように作られたフレーズならそうでも良いのですが、柔らかく切って 2音のフレーズがいくつも繋がるような時には、腕を下げてから上げるような、腕の重みを使って表現したりもします。

また、トレモロのようなタッチだったり、トリルなどは、手首を回すようにします。

さて、現代はだんだん便利になってきました。
丸いドアノブではなく、取っ手を下げて押す(あるいは、引く)タイプが多いですね。
また、テレビやラジオなどの「チャンネル」や「ボリューム合わせ」も、昔の「ツマミ」から ボタンになりました。
また、水道の蛇口も、「捻りながら回す」タイプから「レバー」になってきました。
取っ手を回す、とか ツマミを回す、蛇口を捻るなどの腕の動かし方は、ピアノでもよく使います。
それらを使わなくなった、今の小学生ぐらいのお子さんに、例えば「音階などの指くぐり」を弾かせてみても、手首ではなく 肘から大きく動いてしまいます。
ツマミやドアノブを動かすイメージだよと伝えても、
反応は「?」です。
仕方がないのですけれど。

家の中に 障子や襖はまだありますね? 引き戸を開け閉めする動きは、滑らかな音階を弾く時のイメージです。この場合には、肘から動かします。(手首は固定せず、緩やかさを持ったまま
襖はや障子を開閉する動きでのイメージで、音階を弾くとうまくいきます。


そんなわけで、「手首」を使うのが苦手な子どもたちに ぜひ実践してもらいたいのは、すばり
「雑巾がけ」

よくマンガであるように 両手で押さえて だーっと縦に走りながらかけるやり方ではなく、利き手で持って、左右にふりながらかける方法で。
もちろん、雑巾を絞る時にも、手首を意識しましょう。

手首を柔らかく。そして、おうちも綺麗になって、一石二鳥。
え?おうちは全部カーペット?
ならば、窓拭きをしてみましょう。


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