メンテナンス。

私の教室のレッスン室に、いろいろなマッサージグッズを置いています。
ツボ押しや、コロコロのローラーもあります。

待っている間に、お母様たちがお使いのこともありますが、生徒さんたちにも 身体のメンテナンスの大切さを知ってもらいたいから。

ピアノは、脱力しながら弾くとはいえ、肘ぐらいの高さまで腕をあげて、お尻の２つの骨を基盤にして そこから上を前後左右に動かせるように 体幹を鍛え、さらに 身体全体を支えるために、主に左足の使い方をマスターしていきます。
と 同時に 曲を演奏するために、首を正面に向けたり鍵盤の方を見たりするわけで、長い曲などを集中してさらった後などは、身体がバリバリに張ったりします。

弾く前には、必ずストレッチをしますが(そう指導する先生は少ないんだそうです)、練習終わりのメンテナンスも大切です。

張ったところをマッサージし、歪みを取り、１日を終える。
そうしないと、痛みや張りを持ち越すことになり、身体にどんどん負担がかかっていきます。
痛みや張りをかばい続けると、姿勢も悪くなり、腰痛 頭痛、肩こりなどが慢性化してしまいます。

お母様に、背中や肩甲骨まわりをほぐしてもらってねと話して、お母様にもマッサージの仕方をお知らせしています。

私は、プロのマッサージ師さんに施術を受けています。
初めは「高いし、まあ月イチでもいいかなぁ」と思っていましたが、やはりマメに通うと 疲れのとれ具合が全く違います。
今は 週２回、通っています。
担当は、いつも同じ方にお願いしていて、私の不調の場所や状態を 教えてもらいながらしっかりと揉みほぐして貰っています。

質の良い練習や演奏のためには、きちんとしたメンテナンスが大切ですよー。