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長いお付き合い。

ピアノを教えはじめてから、20年ぐらいになります。
幼稚園児だった生徒さんも 成人しています。
私のところに来てくれる生徒さんは、年中さんぐらいからが多いのですが、中学生になっても殆どの生徒さんは辞めずに続けて、高校生、大学生になっても通ってきてくれます。
遠方の大学に進学しても、休みごとにレッスンに来てくれる生徒さんもいます。

ほぼ毎週、しかも何年も顔を合わせる習い事って なかなかないんじゃないかな。
習得できるまでに時間がかかるということもあるけれと、長期間になるからこそ、相性も大事なんだと思います。
私のところに変わってきた生徒さんがぽつり。
「前の先生ね、すぐに舌打ちするの。ちっ!って」
まだ小学校の低学年です。
先生は 無意識か、はたまたどうせわからないだろうと思っているのか、それとも 感情むき出しなのかは分かりませんが、こどもたちは気付いています。
現に、その生徒さん以外からも数人、同じような話を聞きました。

確かに、練習してこないとか、言った通りにできないとか、イライラしてしまうのかもしれません。
或いは、私生活で面白くないことがあったのかもしれません。
が、生徒さんに当たり散らしてよいことは 何一つないのですよね。

弾けない生徒さんや、行き詰まっている生徒さんには、「どうやったら改善するか」と考え、それを実行する技量も、講師には必要です。
ひとりひとり、生徒さんは環境も性格も、ピアノを習う目的も違うわけですから、それに対応していくことが大事ですね。

「弾けない生徒ばかりで困るわ」とか「うちの教室は、本格的にやりたい人は来ないからこのレベルでいいのよ」というところは、それはそれで 楽しいレッスンのみを心がけているのかもしれませんが、でも、それは 生徒さんの可能性を潰しかねません。
ある講師の方は、
「どうせやっても小学生までよ。あとは辞めるけど、小さい子がまた入ってくるからいいの。」
と仰いました。
確かに、生徒さんを「収入源」とみなせば、そういいことになりますね。

でも、ピアノが、あるいは ピアノがきっかけで他の楽器が、または 音楽全般が 好きになったので、それを職業にしたい、という生徒さんが出てくるかもしれません(私の教室にもいます)
なので、先生が「うちはこのレベル」と ハードルを下げたままだと、なかなか長続きする生徒さんが現れないと思うのです。
また
前出の先生のように、感情むき出しで舌打ちでは、生徒さんの心に傷を作ってしまいます。
長くお付き合いして、成長の過程で深く関わる仕事だからこそ、そのあたりは本当に慎重にならなくてはなりません。
こちらはたくさんの生徒さんがいても、生徒さんからみたら、「先生は一人」なのですから。


実際に、長く続ける生徒さんは、小学生のうちから とても上手です。
上手いから、周りからも認められるし、さらに伸びていくのです。
そして自信に繋がり、もっともっとと高みを目指していくのです。

「つつみ先生のところ、中学生高校生もいるけど、何で辞めないで続くの?」と聞かれることが時々あります(同業者からも質問されます)
中学生高校生がたくさんいるから、「音楽大学を目指すのにオススメ」という教室としても紹介されてしまったことがありますが、そうではないのです。
幼稚園児さんのころから大切に育てて、小学生のうちに自信が付くレベルにまで指導をして、中学生でそれを伸ばす。
「音楽が好き」「得意科目」「人前で演奏したい」「みんなを音で癒したい」
そんな気持ちを持ち続けて モチベーションを保つためには、早いうちから 上手に弾けるようになるようなテクニックだったり音質音色の指導を心がけています。


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