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練習しなさい!?

「うちの子、練習しなくて。」
という悩みの親御さん。いらっしゃいませんか?

ピアノは、きちんと座る、指を動かす、音符を読む、記号を覚える、などなど、もっとたくさんありますが、いろ~んなことをしながら、10本の指で 88鍵を操るわけです。
強弱の他に、濃淡などの 音色の変化をつけながら、フレーズも考え 弾いていくわけなのです。

ピアノが大好きで、放っておいたら何時間も弾いている、というお子さんが いなくはないですが、普通は
「なかなか大変なこと」を「何十分も(何時間も)」ただ むやみやたらにやれ!と言われても、やるほうも困ってしまいますね。

「弾ける曲や好きな曲ばかり弾くんです」、と仰る親御さんがいらっしゃいます。
ポイントは、そこなんです。

弾ければ楽しくなる→楽しいからもっと弾く

弾けるまでが大変なのですから、弾けるようになれば もっと弾きたくなりますよね。

発表会のあと、しばらくそればかりを弾いている、というのも、そんな理由があります。飽きるほど?練習して、本番で燃え尽きたかに思えても、そこまで頑張った曲だから、上手になっているのです。
(やらなくなったとたんに忘れたりもするので、レパートリーを増やすためにも、弾き続けるのはオススメです)

では、普段の練習は、どうするか。

なかなか練習をしないというのは、まず、
①遊びを中断させて 練習をうながしていないか?
②具体的に 「練習とは何か?」を理解しているか?
③親の都合(や、機嫌)で、練習をうながしていないか?
④1日のリズムの中で、同じタイミングで練習時間を確保しているか?


①、ですが 大人だって 楽しいランチの最中や、面白いテレビを観ている時に 「あっちにいって練習しなさい」と言われたら、嫌ですよね。
練習は、「遊ぶ前」がオススメ。遊びの最中や、遊び疲れたあとでは、練習なんかしたい気分になりません。

②、ですが 「練習」とは何でしょう?
弾けるようにする、曲を完成させる、ピアノが弾ける身体作りをする、などですね。
ただただ「練習しなさい」と言われても、小さなお子さんでなくとも、何をどうやったら良いのか分からないと思います。
なので、慣れるまでは、例えばレッスンでは、次にやってくる宿題の予習をしてもらい、「こんな風に一週間やってみて」というアドバイスをしたり、「1日め、ここまで。2日め、ここまで」のように、区切ってあげるのも、ひとつ。
それから、親御さんの声掛けも、「練習しなさい」ではなく、「◯◯(曲名)が、聴きたいなぁ!」とか「こんなリズム練習してみようか」とか「歌詞、一緒に考えよう」などと、興味が持てるようにしてみる。
それから、必ず 感想を言いつつ、誉める。
「頑張ったね」じゃなくて、「綺麗な音だなぁ」とか「リズム、かっこいいね」とかそんな風に。
あーもっと聴いてもらいたい!って思えるような感想は、嬉しいです。

③、は もう、書かなくても分かる通り、都合を押し付けられた相手は「嫌々、渋々」練習する「羽目に」なり、やる気が起きなければ、ただ時間だけが過ぎていき、上達は望めませんし、下手をしたらピアノが嫌いになる原因にもなりかねません。

④、は 「今日は忙しいから練習できなかった」という言い訳が癖にならないように、きちんと 毎日時間を決めて(習い事などで難しければ、日によって変わっても良いので 時間だけは確保して)、その時間は 親御さんも付き合う。
前出の通り、お子さんだけでは どう練習したらよいか分からなかったり、聞いてくれる人が居ないと励みにならなかったりするので。
その時に気を付けるのは、「口うるさくならないこと」。先生は一人で良いのです。親御さんはあくまでも、「サポーター」で。
そのうち、おこさんは「自分のほうがピアノが弾けるから、一人で出来るよ」と言うはずです。
それまでは、根気よく付き合ってあげてください。
間違っても「ママが夕飯作っているうちに、5回だけけ弾きなさいよ」などと言わないこと。
聴いてくれない上に、適当に回数だけやって終わり、なんていうのでは、もしかしたらやらないほうがよい出来ばえになったりもします。

何はともあれ、習い事には いろいろな悩みがつきものです。
おうちでの練習が必要な芸事は、なおさらです。
遠慮なさらずに、先生に相談してみましょう。


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