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足台、いりません!?

足台。
ピアノを弾く際に、小さなお子さんや 小柄な大人の方で、床に足がつかない場合に使用するものです。

前にもblogで書きましたが、椅子をがーっと下げて 足をつけて弾くと、姿勢が悪くなったり、手や身体のあちこちに負担がかかり、腱鞘炎、腰痛、肩こり、頭痛を引き起こします。慢性になると、なかなか良くなりません。
また、その姿勢のままでは、指が動かしにくかったり、音色が変えられなかったりと、良くないことだらけ。

なので、椅子は正しい位置と高さにして座り、足元は、足台で調整します。


前に、発表会の際だったか、所属講師が一同に集まり、雑談&情報交換をしていた時のこと。
自宅でもレッスンしている先生方も多く、「テキストは何を使っている?」とか「こういう生徒さんにはどうレッスンすればよいかな?」とか そんな話が飛び交います(もちろん、面白いドラマや本、かっこいい芸能人の話もしますよ!)

その中で
「足台、どうしてる?」という話題がありました。
ある先生が「うちはブラブラのまんまだよ。だって、必要ないでしょー。深く座れば落ちないしー」と。
その先生は留学経験がある方で「アメリカでは、足台なんかなかったし。あ、たぶんロシアもないはずだよ」

周りに居た別の先生も
「良かった。うちも買って置いてないのよ」

他の先生方は、キョトン(・_・)

…ん?
アメリカはないの?
ロシアは…あったぞ。
ちなみに、私がいたイギリスは…使っていました、小さな子どもに。

ピアノは、指を動かして弾きますが、全身を使います。
肩甲骨から腕を動かし、腰を中心に 前後左右に自在に動くためには、足をしっかりと踏ん張らないと、椅子から転げ落ちますし、そもそも、きちんとピアノが鳴りません。

ピティナステップでも、アドバイザーの先生方が 繰り返し「足台を使うように!」と、講評の際にもお話くださいますが、指導する側からも、足台の大切さは、親御さんや本人に伝える必要性大!です。

親御さんの中には「成長したらいらなくなるし…もったいない」と、堂々と仰る方もいらっしゃいます。
コンクールなどで、足台の貸し出しがない会場は マイ足台を持っていかなくてはなりませんが、「特に出るつもりもないし、やっぱりもったいない。そんなものにお金をかけたくない」というのであれば、図鑑や雑誌を束ねたもので代用しても構いません(本を踏むなんて、ちょっとお行儀悪いですが、致し方ない)

でもね。足台は、メルカリで 一瞬で売れますよ!
しかも、さほど値引きしない額で。
それだけ、需要が多いのです。

中古でも良いという方は、そういうところを捜してみるとよいです。


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