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天災。

ここのところ、また 体感がある地震が多いです。
先日は、北海道で とても大きな地震がありましたね。

娘が産まれたのが 1994年。
12月27日生まれなので、年が明けてから退院してきました。
里帰り出産をしたため、しばらくは 仙台の実家でゆっくりするつもりで、のんびり過ごしていました。
それに合わせて、私の弟も仕事先から帰省し、皆でダラダラしていたら…
早朝に、弟に 緊急の連絡が入りました。
阪神淡路大震災です。

新聞記者をしている弟は、すぐに東京に戻りました。
テレビの映像に、愕然とする 両親と私。
街が一瞬で壊れてしまうなんて、ウルトラマンの番組だけだと思っていました。
被災された皆さん、さぞや怖かったことでしょう。
私も 震えが止まりませんでした。
生後間もない長女の記憶には、ないですよね。

私が小学生の時、宮城県沖地震という、大きい地震がありました。
当時 私は 父の転勤のため 仙台から東京に引っ越して間もなくでした。
東京も揺れました。
テレビのニュースからは、かつて住んでいた街のブロック塀などがひどく崩れ、亡くなった方もたくさんいらっしゃいます。
それ以降、何か 「カタッ」と音がしたり揺れたり、テレビの画像を見ては思い出し…

それが 阪神淡路大震災の画像で、フラッシュバックしました。
泣きながら瓦礫に埋もれた家族を探す方々…
胸が苦しい。
熊本の大地震で、追い討ちをかけるように思い出しました。

それから、数十年後。
弟一家は川崎に住み、娘が東京の高校に進学した ので、私の代わりに母が娘と東京に住み、私は仙台に残りました。息子は小学生。

そして、3月11日の14:46、レッスン中に、被災しました。東日本大震災です。
足元から円をかいて崩れる感覚、恐怖で道路で泣き叫ぶ人、倒れながら痙攣を起こしてしまったご婦人…
幼稚園生の生徒さんが怖がらないように、必死に抱きしめ、声をかけながら 付き添いでいらしていたお母様と、揺れに耐えました。
お母様は、おうちに置いてきたという 生徒さんのお兄ちゃんが心配で パニック。

家族の住居がバラバラ、携帯は繋がらない、実家はぐちゃぐちゃ、我が家にはたどり着けない。
三時間かけて我が家にたどり着き、辛うじて 息子と父の無事を確認しました。
車で充電しながら、車のテレビで観た 大津波が各地を襲っている映像、次々と起こる原発事故…
私の恩師の奥様が、津波にのまれて亡くなりました。
小学生の頃から良くしてくださった方です。
知人の会社の方も、知人の目の前で津波に飲み込まれてしまいました。
石巻の知人は、道路の至るところにご遺体があるのに、なにもできず 泣きながら街をさまよったそうです。
それから数ヶ月の間、余震がくるたびに 息苦しくなり、眠れなくなり、私は壊れかけました。

台風、大雨、地震…
天災は 防ぎようがないです。
いつ、自分の身に降りかかるか分かりません。
それに、被災した方が 一人でもいるならば、
「自分のところには台風が来なかった、良かった」とか
「あのときの地震の経験があるから、今回は大したことに感じない。全然マシ」とか
「ほんと ラッキー」を連発するなど、
非常識だなと思えるような そういう発言は、公の場では 控えて欲しいなと思います。(思うのは勝手ですが、人が読む、あるいは聞く場では、どうかなと)

自分さえ何もなければ、いいの?
帰る家すらない人もいます。
公での発言や文章を読んで、気分が悪くなったという話を 今回も多数聞きました。
同感です。

今でも思い出し、傷ついている方々がたくさんいらっしゃいます。

人を思いやる気持ち…
大切に。


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