練習。

今、とある演奏会に向けて、練習しています。

一時期は、所属していた音楽教室の発表会(年２回)の、ヴァイオリンの生徒さんの伴奏をしていまして、20人ぐらいいらしたので、練習する機会はありました。
また、近所の女性がコーラスグループの伴奏もしていたので、ほぼほぼ、毎日さわっていました。

が、娘が中学生になり、仙台ではなく 首都圏の高校に行きたいということになり、塾の送り迎えやら、自分のレッスンが忙しくなってきたやらで、伴奏のお手伝いは 控えてきました。

発表会の講師演奏は、連弾が多くて、しかも「難曲」というレベレでもないので、１ヶ月ぐらい前から初めても間に合う、という感じ。

自分自身に、焦りと物足りなさを感じていました。
ソロの曲を持って 恩師のところに行って、思い切りダメ出しをされました(笑)
というか、笑っている場合ではないのですが、先生は「順子ちゃん(小さい頃からお世話になっているので、ちゃん付け)、もっと弾けるはずなんだけど。サボってなぁい？」

はい、見抜かれました。
忙しいのは、理由にはなりません。
毎日ピアノにはさわり、練習してはいましたが、確実に 量が足りませんでした。

このタイミングで、10年以上前に出会ってから仲良くさせていただいている音楽家のご夫婦と、トリオの演奏をさせていただくことが出来たので、一念発起。
今後も活動を続けていこうと、正式にトリオ結成となりました。
奥様のほうとは、本当に気が合い、考えることが同じ。向いているほうも同じ。
そして、同じ「留学組」なので(ご夫婦は、共にドイツ)、仙台にはあまり知り合いがいないという共通点もありました。
実にサバサバした女性で、頭の回転もよく、他人の悪口も言わず。
活動していくためには、日々 さらに一段と練習量を増やさなくてはと思ったら、時間を作るのって 本当に難しいんだなと 痛感しています。

練習のこと以外、何も考えなくてよかった、という 小学校 中学校時代というのは ありがたい時間だったのですね。
ただただ、惰性で練習していたあの頃の自分に向かって言いたい！
「時間のあるうちに、学べ！」


さて、ピアノ演奏活動を本格的に始めようと決意したら…
不思議なご縁が、次々と。
ヴァイオリニストさんとも知り合えました。
音楽的にも、人格的にも、素晴らしい女性。
こちらへの演奏の要求も、分かりやすく、そして 前向きに、さらには、否定せずに盛り上げてくださる。

トリオを組むことになった女性も、こちらのヴァイオリニストさんも、年下です。
素敵な生き方をされていらしたんだな、出会えてよかったなと、感謝感謝です。

去年は、仲間割れを狙ったかのように、あちらこちらから、あちらこちらの悪口を聞かされ、人間不信になり 本当に嫌な世界を見てきました。
だから、今は天国にいるかのよう。

嫌な目に遭っても必ず人には恵まれる時がきます。
なので、皆さんも やりたいことに向かい、いつかくるチャンスのシッポを掴めるようにアンテナを張りつつ努力を続けましょう。
楽しいことが待っています。

あ、近々ある演奏会は、復興支援で 東北であるものなのですが…
お席に限りがあるようなので、大々的な告知は控えます。
ご興味ある方は お知らせくださいね。
会場の皆様と 一体になれるプログラムとなっております。