ドラマ。

テレビ、観ますか？
私は けっこう観ます。
といっても、ワイドショーのようなものにはあまり興味がなく、ドラマかバラエティーばかりです。

ドラマ改編の時期になると、雑誌を買ってきて 事前にチェック。
面白そうなものをピックアップして、とりあえず 第１話を観てみる。
そこから なかなか良さそうだと思ったものを続けて観る(ビデオに撮って)ことにしています。
全部観ている時間もないし、つまらないと感じたものに時間をかけたくない。
要するに、「掴みが大事」なんです。

演奏もそうだと思います。
出だしの音が全てを決めると言っても過言ではないくらい大事(という気持ちで弾き始める)です。

椅子の高さも、ピアノとの距離も適当、座ってからいきなり弾き始める、歌いながらじゃないと弾けない(出だしの音が自分の声で聞こえない)などなど、もったいない演奏の方々が少なくないです。

「先生に習わなかったの？」と聞いてみても、
「歌詞を歌いながら弾きなさい」「１と２と と数えながら弾きなさい」「とにかく、鍵盤を見ないで弾きなさい」「読譜が大事」

これらに神経を使い果たし、音楽を考える前に もう完成した気分になる。
これでは、完成度は低いですね。

人前で演奏するときには「お客様を惹き付ける」「お客様の身になって演奏する」「お客様と一体感を感じる」のが醍醐味。

相手の気持ちに立てない方は、「それなり」の演奏ですし、独りよがりです。
性格は、音と弾き方に顕著にでます。
アンサンブルをやってみると、よく分かります。

と、いうわけで、まずは心を綺麗に育てましょう。
あ、ドラマの話から逸れちゃった。