そろそろ対面レッスンで。

仙台の小中学校は、登校日が設けられ始めました。
課題なども届けられたり郵送されてきたりして、さらにはYou Tubeやオンライン授業などもあるようで、こどもたちは少しずつ、学校に戻る（戻るってちょっと変？）準備を始めました。
当ピアノ教室は、ゴールデンウィークあけからは、徐々に対面レッスンを希望される方が増えてきました。
私は、オンラインレッスンは、「緊急の場合のみ」と考えているのですが、やはり生徒さんも同じ気持ちなんだなぁと思います。

オンラインレッスンの良いところは、会えない間の、練習のモチベーションになるし、お休みせず会える（画面越しでも）ので、お互いに励みなる、など。
それから、「分からない、弾きにくい」ところがあっても、「会わなくても、オンラインで聞ける」という安心感もあったと思います。
親御さんのご協力も、本当に感謝しています。
コロナが落ち着いたら、例えば「今日は、ちょっと風邪気味だからオンラインで」とか、「おばあちゃんちにいるからオンラインで」という機会もあるかもしれません。

ただ…やはり、「直接、近くでコミニュケーションを取る」ことは、とても大事だなぁと感じています。
ちょっと元気ない？とか、髪の毛切ったんだね！など、近くだからこそすぐに気付けることもありますし、呼吸を感じるということは、音楽を感じることでもあります。
それに、教室が生徒さんたちの息抜きの場所にもなっています。

当教室は、自宅2階にレッスン室があり、隣の部屋を待合室にしています。
普通の民家ですし、待合室は私の衣装ケースに布を掛けただけの、なんちゃって棚、なんていうのもあり、アットホームな感じ(笑)
送迎が必要なお子さんでも、レッスン室には生徒さんだけ入る、という方もいます。
もちろん、生徒さんだけで通ってくる方もいます。
レッスンは、週１回、「自分と先生との、二人だけの空間と時間」だという生徒さんが多いので、対面レッスン再開をご希望されたのも、そういう理由からのようです。

久しぶり〜！と入ってくる生徒さんたち、キラキラしてる。
お休みの間、たくさん練習してきたようで、いつもはおしゃべりに脱線していく女子たちも、時計とにらめっこしながら「全部聴いてもらうね〜」と。

コロナでお休みになってしまったけれど、きっとそれは有意義にピアノを楽しめる時間、それから、家族と過ごせる時間のプレゼントなのかもしれません。
手洗いうがいなどは、インフルエンザやノロウィルス予防に、みんなきちんとできていたので、引き続き頑張りましょう。
これから暑くなってきて、マスクが苦しくなるかもしれないけれど、乗り切りましょうね。