何歳からピアノを始めるのが良いのか
こんにちは。
藤沢ピアノ・リトミック教室のGEM KIDSです。
さて、
何歳からピアノを始めるのが良いのか
という質問ですが、ピアノをお子様に習わせたいと思っている親御さんなら一度は気にしたことがあるかと思います。
答えは
何歳でもOK‼︎
だと私は思っています。
ただ、子どもには“発達の段階”というものがあるので、始める年齢によってレッスン内容はかなり違いますし、その後の成長スピードも異なります。
まぁ、成長スピードは個人差だったり、その子のやる気、つまりどれくらい練習したか、によるところも大きいのですが…
今回は発達段階に合わせて話をしてみます。
ピアジェというスイスの学者が思考の発達過程を明らかにしました。
0歳〜2歳を感覚運動期、2歳〜7歳を前操作期、7歳〜11歳を具体的操作期とし、それぞれの特徴を以下のように示しました。
感覚運動期には、
単純な動作を試行錯誤しながら何度も繰り返す循環反応が見られ、徐々に2つの動作を合わせて、スムーズに目的を達成できるようになる
としています。
リトミックでも取り入れてますが、リズムに合わせて体を動かすということは、大人からすると一見お遊戯のように感じてしまいますが、0〜2歳の子どもにとっては、発達を促す重要な意味を持つのです。
加えて、聴覚の発達は0〜4歳でピークを迎えるので、この時期に音楽に触れる時間を多く持つということは、その後に大きく影響します。
ただ、知能や運動機能はまだまだ未熟であるので、ピアノのレッスンとして成立することは難しく、音楽を体感するプログラムが中心となります。
前操作期には、
イメージによって思考する時期であり、例えば無生物にも生命があると思う(おひさまが笑ってる等)という考え方を持っています。見た目に惑わされて判断をし、論理的に考えることがまだまだ難しい。
としています。
個人レッスンを始めるのに適した年齢かと思いますが、2歳と7歳ではやはり発達には差がかなりあり、同じレッスンをすることはできません。
その子の知能、運動機能の発達に合わせて、プログラムを作っていきますので、個人差があります。また、3歳の子と6歳の子が同じようにピアノを始めて、同じように毎日15分練習したとしても、1年後の上達具合にはかなり差ができるものです。
これは、その子の才能や努力もありますが、やはり発達段階によってできることが異なるためでもあります。
例えば、3歳児は脳からの指令を指先にうまく送ることができません。指使いを理解していないからでも、楽譜を読み間違えているからでもなく、大人が当たり前にできる“運動”機能がまだ確立されていないのです。
また、論理的思考のレベルは3歳と6歳ではかなり違います。楽譜の読み方を6歳児に教えるのと同じやり方で3歳児に教えても理解できないでしょう。
したがって、3歳児は一つひとつのことに時間をかけてゆっくり、繰り返し教えていく必要があるのです。
じゃあ6歳から始めればよいのか、というと3歳で始めた子が6歳になる頃には基礎が完成し、早いスピードで上達しているかもしれません。
具体的操作期には、
論理的に物事が考えられるようになり、複雑な関係性も理解できるようになります。
小学生になってから始める場合は、楽譜の読み方を理解したり、楽典や音楽史なども織り交ぜながら、その子の興味に合った内容のレッスンを行うことができ、音楽の幅も広がります。
音楽の背景を知ることで、お家での練習も楽しくなることと思います。
長々と難しいことも書いてしまいましたが、
ピアノは何歳から始めても大丈夫!
その子や年齢に合ったレッスンで、成長スピードに差はあれど、音楽を楽しむ心は育ちます!
ということがお伝えできればと思います。
GEM KIDSでは6ヶ月〜3歳までのワンコインリトミック、個人レッスンの無料体験を行なっています。
詳しくは
gemkids.rm@gmail.com
までお問い合わせ下さい。
藤沢ピアノ・リトミック教室のGEM KIDSです。
さて、
何歳からピアノを始めるのが良いのか
という質問ですが、ピアノをお子様に習わせたいと思っている親御さんなら一度は気にしたことがあるかと思います。
答えは
何歳でもOK‼︎
だと私は思っています。
ただ、子どもには“発達の段階”というものがあるので、始める年齢によってレッスン内容はかなり違いますし、その後の成長スピードも異なります。
まぁ、成長スピードは個人差だったり、その子のやる気、つまりどれくらい練習したか、によるところも大きいのですが…
今回は発達段階に合わせて話をしてみます。
ピアジェというスイスの学者が思考の発達過程を明らかにしました。
0歳〜2歳を感覚運動期、2歳〜7歳を前操作期、7歳〜11歳を具体的操作期とし、それぞれの特徴を以下のように示しました。
感覚運動期には、
単純な動作を試行錯誤しながら何度も繰り返す循環反応が見られ、徐々に2つの動作を合わせて、スムーズに目的を達成できるようになる
としています。
リトミックでも取り入れてますが、リズムに合わせて体を動かすということは、大人からすると一見お遊戯のように感じてしまいますが、0〜2歳の子どもにとっては、発達を促す重要な意味を持つのです。
加えて、聴覚の発達は0〜4歳でピークを迎えるので、この時期に音楽に触れる時間を多く持つということは、その後に大きく影響します。
ただ、知能や運動機能はまだまだ未熟であるので、ピアノのレッスンとして成立することは難しく、音楽を体感するプログラムが中心となります。
前操作期には、
イメージによって思考する時期であり、例えば無生物にも生命があると思う(おひさまが笑ってる等)という考え方を持っています。見た目に惑わされて判断をし、論理的に考えることがまだまだ難しい。
としています。
個人レッスンを始めるのに適した年齢かと思いますが、2歳と7歳ではやはり発達には差がかなりあり、同じレッスンをすることはできません。
その子の知能、運動機能の発達に合わせて、プログラムを作っていきますので、個人差があります。また、3歳の子と6歳の子が同じようにピアノを始めて、同じように毎日15分練習したとしても、1年後の上達具合にはかなり差ができるものです。
これは、その子の才能や努力もありますが、やはり発達段階によってできることが異なるためでもあります。
例えば、3歳児は脳からの指令を指先にうまく送ることができません。指使いを理解していないからでも、楽譜を読み間違えているからでもなく、大人が当たり前にできる“運動”機能がまだ確立されていないのです。
また、論理的思考のレベルは3歳と6歳ではかなり違います。楽譜の読み方を6歳児に教えるのと同じやり方で3歳児に教えても理解できないでしょう。
したがって、3歳児は一つひとつのことに時間をかけてゆっくり、繰り返し教えていく必要があるのです。
じゃあ6歳から始めればよいのか、というと3歳で始めた子が6歳になる頃には基礎が完成し、早いスピードで上達しているかもしれません。
具体的操作期には、
論理的に物事が考えられるようになり、複雑な関係性も理解できるようになります。
小学生になってから始める場合は、楽譜の読み方を理解したり、楽典や音楽史なども織り交ぜながら、その子の興味に合った内容のレッスンを行うことができ、音楽の幅も広がります。
音楽の背景を知ることで、お家での練習も楽しくなることと思います。
長々と難しいことも書いてしまいましたが、
ピアノは何歳から始めても大丈夫!
その子や年齢に合ったレッスンで、成長スピードに差はあれど、音楽を楽しむ心は育ちます!
ということがお伝えできればと思います。
GEM KIDSでは6ヶ月〜3歳までのワンコインリトミック、個人レッスンの無料体験を行なっています。
詳しくは
gemkids.rm@gmail.com
までお問い合わせ下さい。
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