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親子バトル、何故起こる!?

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ピアノのお稽古は、
ご家族様のご協力によって
大きく成長できる
習い事であると思います。

しかし、フォローは難しいですよね。
子供はなかなか言う事を聞きません。
見通しも立てられないので、
面倒な練習もやりたがりません。

嫌々取り組めば、
「やればいいんでしょ!?」
と、心も音色も「音楽の美しさ、楽しさ」から
どんどん、どんどん、遠ざかってしまいます。


私もそうなのですが、
つい、母が必死になり過ぎて、
母が夢中になり過ぎて、
子供のやる気の芽を摘んでしまう・・・

私自身、そのような日々を重ねてしまいました。


でも。
苦しいんですよね、親も子も。


あまりの苦しさで、息子とたくさん話し合い、
先日の本番を最後に辞める事を考えておりました。
 
 
私も本当は辞めさせたくない。
息子も、
「なんで本気で上手になりたいって思うのに、
悔しい気持ちとかイライラの気持ち、
我慢できないのかなぁ。
苦しいよぅ!!!
辞めたくないけど、苦しいよぅ!!!」

毎日のように泣いていました。

何て声掛けて良いか分からず、
励ますか、練習へのアドバイスするか・・・

情けないのですが、私にはそれしか出来なかった。

少し前から、この事には気がついていました。

「技術ばかり追いかけて、
音楽を楽しむ事を体験しないと続かない。
でも、楽しむってどういう事?」


マイナスオーラたっぷりですが、念の為、
次のレッスン課題曲も取り組み始めておりました。

もう、気持ちが親子で沈んでいるから・・・。
息子が大好きなピアニストさんのYouTubeを覗いたら、
丁度、レッスンの課題曲を扱ってくれていました。
しかも、素敵なワンピース❤️



一緒に、息子と聴いてみる。
クレメンティのソナチネ全楽章なのですが、
彼は特に三楽章が気に入ったみたい。

「すずめとかえるが、仲良く遊んでいるみたいな、
 楽しそうな曲だね!」
「ボク、これ弾いてみたいなぁ。」

指遣いとか部分練習とか、一旦離れて。
彼の思うように弾かせてみました。

時々、変な歌詞付けて歌っていますが、
その気に入ったところが、すごく音楽的で、
その楽しそうな音色と表情に、
涙が流れる思いでした。


「今の、すごく可愛いし、綺麗!!」
「◯◯の音楽、伝わってくるよ!!」
「もう一回、聴きたいなぁ!!」

すると、

「あ、ごめんね。
このすずめちゃんが出てくる前が
うまくいっていないから
そこ、練習してからね。」

言われてしまいました(笑)。

自分で何をするべきか
気がつくまで、
成長を
待ちましょう。

息子の先生に言われていた事が、
少しだけ、理解できたように思います。
でも、成長は行ったり来たり。
特に我が家では、その振り幅は大きく出るのが特徴のようです。
 
 
というわけで。
めでたく音楽教室を続けられる事となりました。
 
 
この事をブログに書くか、実は悩みました。
きっと、多くのご家庭で悩む事なのではないのかなと、
特に、お母様がピアノや音楽を経験したご家庭では、
悩む事ではないのかなと、
そのような思いから記事にしました。

私は、息子と楽しくピアノと関わりたくてピアノを習わせました。
苦しい時も味わいましたが、苦しさの中から、
またその楽しみを見つける事ができたように思います。
もしかしたら、ピアノの世界から離れていく日が来るのかもしれない。
でも、そうなっても。
今まで楽しませてくれてありがとう!
と、次の夢へ後押ししようと思います。


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