予選に行ってきました

週末、コンクールの予選に生徒さんが出場するので、聴きに行ってきました。

関係者のみ入場可で部門ごとの入れ替え制だったのでたくさんは聴けませんでしたが、どのお子さんもその子なりに完成度が高いことにまずは驚きました。
ほぼノーミスのお子さんも複数いました。
自由曲なのでそれぞれの力量に合った曲、それぞれの個性に合った曲が選べるからというのもあったかもしれません。
聴いたことのない曲が次々と出てきて面白かったです。
キラッと光るものを持ったお子さんたちの演奏も聴かせてもらえました。
彼らの本選での演奏が楽しみです。

生徒さんは…あんなに緊張でカチンコチンになったのは初めて。
ねぇ、すごい緊張したでしょう？

終わって聞くと、こんなに客席の近いところで弾くのは初めて、だそうで。
そういえば発表会もピティナ ステップも広いホールでしたね。
なるほど！
私などはスポットライトのまぶしいコンサートホールでひとり孤独に弾くよりも、サロンコンサートのようなこぢんまりとしたスペースで弾くほうが怖くなかったのですが…
いい経験ができましたね。

生徒さんの部門は足台の必要なお子さんばかりでしたが、審査開始前の休憩時間にスタッフの方々が出場者一人ひとりを舞台上に呼んで椅子の高さを合わせたり、足台を設置して確認してくださっていました。
出場者が弾くことに集中できるようにきめ細やかに接してくださって、あたたかいコンクールだなと思いました。

予選で気づいたところを修正して、本選に向けて頑張る生徒さんを引き続き応援していきたいと思います。