年寄りと珍道中 2

大きな ショッピングモール！
両親と主人と三手に分かれて別行動！

両親、集合場所に現れない！！！

携帯にかけても出ない！！！

父親からは、こっちがレッスン中でも
構わず、今言わなくていいような
しょーもない用事をかけてくるくせに！
この肝心な、はぐれた時こそ電話に
出ろ！

何度かけても出ない！！！

主人が探し回ってくれたけどいない！！！

いよいよアナウンス頼みか？と腰を
浮かしたその時、主人が
「おった！おった！」と見つけてくれた！

なんと！集合場所から離れた、店の
入り口におるではないか？

母いわく「じーちゃんが、ココから
来た！て言うから！」
「・・・」


思わず私、チコちゃんになった！
「ボーっと生きてんじゃねぇよ！」

どこの入り口から入ったか？なんて
カンケーないんだ！！！
解散の時に「この店の前な！（別の）
この店の前やで！」と、私が目印に
なるポイントを言っておいた！！！

時間も何度も確認した！


歳をとるとはこういうことなんですか
ねぇ？？？

年寄りだからといって何でも手助け
したり、カンタンにしたり、考えずに
済むようにしたりするのは、間違ってる
と思う。

困って、失敗して、死んでいく脳細胞や
神経を使って、歳にあらがってほしい！

若い者だって、入院して寝たきりに
なったら、歩けなくなる！

年寄りなら なおさら、日々、日々、
衰えていく全てを、フル活用して、
自分の可能性をキープ or 広げてほしい！

私は、それができると信じているし
両親にはそれを証明してほしい！！！

それが、昔、家庭を顧みなかった子供
への罪滅ぼしやけんね！！！

分かったか！？ ジジイ！！！