小池龍之介という僧

私が、精神的にズンドコだった
10年ほど前、

ワラをもつかむ思いで 本を
むさぼるように読んだり、

有益そうなテレビ番組を毎日チェック
録画して観たりして、ズンドコから
立ち直りました。


その読んだ本の中に、若い禅僧の
小池龍之介さんの著書を
数冊しばらく凝って読んでいた時期が
ありました！


小池さんは、東京で「家出カフェ」という
心疲れた人が立ち寄れる場所を作ったり
して、とても庶民に、とりわけ 若者にも
なじみやすいように、仏教を教えて
くれる異色の僧です！


著書には、本人のシンプルでかわいい
挿し絵や、分かりやすい言葉で
禅の視点から見た、人間の苦楽の
メカニズムと、対処の仕方が書いてあり、

私は その当時に、直ぐには実践
できなかったけど、今となったらすごく、
物事を考える上で、役に立っています！！！


人間の脳 て、退屈しやすく、
今してることと 違うことを
すぐに考えてしまうらしい。

だから、過去の悪いことを繰り返し
思い出したり、（良いことは少ない）
なにせ、悪かろうが、やばい快感だろうが、
関係なく、脳は刺激の強いものを
欲しているらしい！！！


なるほど！ 自分の執着が、自分の心を
苦しめているんだな！と
後になると、冷静に分析できるのです！


でも、苦しいさなかに、

「うん、私は今、この事に執着して、
脳が刺激を求めるために、
いつも同じことを考えてしまい、
この苦しみが発生しているんだなぁ！」

なんて、考えられませんよ！！！


訓練して（筋トレみたいに）脳の
思考回路を変える修行をしなければ、
なかなか その境地には行けない。


最近は、
「あっ！これは脳の癖が出てきたな！
何も考えない！考えない！」とか、
コントロールも少しは
できるようになったけど、まだまだです。


次回、小池龍之介、報道ステーションに
コメンテーターとして
出演するも、やらかしてもた！！！！

です。