発表会出る？出ない？ ②

講師の立場から言うと、発表会は、絶対
成長できるチャンス！
だから、全員出てほしい。
しかし家の事情で、そうもいかない生徒も。
大人の生徒さんも絶対出ない！と決めてる
人もいる。

頑なな人を説得できる自信はある。
だけど、昔自分が「出ません」と言ったけど
先生にワーと理屈を言われて、このままでは
縁を切られるぞ！という恐さがあったので、
しぶしぶ従ったことがある。

もちろん勉強になったし、それは正しいこと
だったのだと思う。

けれど、イヤな思い出として残っている。
発表会のことは全く覚えていないのに。

だって、その発表会の前にコンクールで
さんざんその曲を弾いて、自分の中では
終わったことだった。
それでも先生がしつこく言ってくるのは、
生徒のためでなく、先生の都合で、言うことを
きかせたい！のは明らかだった。

パワハラという言葉もなかった頃だ。

私が講師になってからも、ボランティアで
演奏に行くよう言われたこともある。
すでにボランティアの定義から外れてます
から〜！！！

しかし、こういう強引な先生ほど、行動力の
ある先生、生徒を引っ張っていく力のある
先生、として、周りから認められ、評価される。

なんか違うような気がする！
ピアノの世界だけではない！他の分野でも
同じことが言えるのではないか？（知らんけど）

私は弱きをくじく講師になりたくない。
だから今回、発表会に出ません組には、
しつこくプッシュしなかった！という話は
これにてお開き！！！