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趣味のグループレッスンでのこと

始め、見学だけさせてもらった。

ところがそのクラスの人達、半数の人が
先生から指導を受けている間、残り半数が
ギャーギャー騒いでくっちゃべってる!

私は「ん?何?この人達?」と非常に違和感を
覚えたのを覚えている。

先生は、フーフー言いながら指導をされていて
とてもお疲れのようだ!
先生の声も、そのギャートルズの声にかき消され
聞こえない!
だけど先生は、それを注意するでもなく、
放っておられる。

生徒はみんなオバハンだ!!!
小学生じゃないんだ!
イヤ〜オバハンだから、しゃべりを止めることが
できないのか?

でも今はレッスン中!安くない月謝払ってる!
何より、ギャートルズより大きい声で教え
ないといけない疲れてるお顔の先生に、
悪いとは思わないのか?

そして指導を受けてる生徒さんにも、
悪いとは思わないのか?

この時は、私は今入って追いつくのは困難と
見極め、率直に先生に申し上げた。
「今は絶対ムリなので、また 発表会が
終わったら、ご一緒させてください」
と言って、別の先生の所に行った。

そして、月日は巡り、いろいろあり、
ちょうど発表会も終わって、そのクラスの人と
ばったり外で会ってお誘いもあり、
その先生の所へ行くことになった。

やっぱり、クラス内は、ギャートルズには
変わりがなかった。

私がフッと感じた悪い予感は100%当たる!
そのクラスで、先生は好きになったが、
小学生のような仲間の振る舞いに、もう
耐えられなくなった!!!

ここで、音大のピアノの先生が再登場!
他の人が習ってる時も、楽譜に書き込み
なさい!自分が弾いている楽譜をコピーして
先生に全てレッスンの始めに渡しなさい!
その日レッスンで弾く曲が一目瞭然にわかる
ように、箇条書きに書いて渡しなさい!
(しかも、作曲家も曲もその国の言葉で!)
Beethoven Klaviersonate『ベートーベン 
ピアノソナタのドイツ語』、、、みたいに!

そして、夏休みには、先生と連絡をとるのに
「往復ハガキで連絡をよこしなさい」
はあ?何かの応募か?と思ったが、おそらく
電話をかけたら、レッスン中だと迷惑だ!
メールなんか無い時代!先生にハガキや
切手の御負担をおかけしないように、だから
往復ハガキなんだ!!!
とことん、先生のご負担にならぬよう。

おばあさん先生に(しかも恐い)ハガキを
書いたことなんてないから、どう書いて
良いのかわからず「手紙の書き方」という
手引書を手に「まずは季節のあいさつから」
と、考えまくって書いた。

おかげで、今は下書きなんかせずに、
万年筆で自分流にリラックスしながら、
手紙のルールの要点をおさえた書き方が
できるようになった。
これも恐い先生のおかげだ!

こんな学生時代を送ってきたから、そして
今なお、師弟関係の仕事をしているから、
失礼で、自分だけ良かったらいいギャートルズ
達とは、ものすごく摩擦が起きた!!!

じゃあ そこはヤンぺで、ハイ、次の先生!
というたくさんの教室があるわけでない
習い事!

とてもとても苦しんで、一年半でそのクラスを
抜けて、先生の個人レッスンを受けに遠くまで
行くことにした。

身体は疲れるが、充実した毎日を送っている。
先生とも、もっと濃厚な会話ができる!
お国柄、文化、宗教、言語、とても勉強になる!

まぁ ギャートルズクラスとの出会いも、ココへ
辿り着くためのステップだと思えばいい!!!

私は音大時代、一度も授業をサボったことが無い!
一度もコンパに行かなかった!
(ピアノを自宅で教えるのが目標だから、
和歌山県外へ嫁ぐつもりは無く、ムダな恋愛を
したくはなかった)!
チャラチャラとボーイフレンドと親の金で
遊びまくってた人とは違うんだ!

夏休みも、鬼のような課題でピアノ練習の日々!
心臓止まりそうなレッスン!
先生への礼儀を叩き込まれた!

この私が、まぁ ギャートルズと合うわけが
ないわな!?そりゃ!!!

逆に、ギャートルズも「異物侵入!攻撃して
追い出せ!」という暗黙の了解が働いたの
だろうね!?

こないだ久々にギャートルズの前の時間に
私のレッスンがあったが、やっぱり先生に
言われてたな!「あなた達 チョットシーーー」

はあ、抜けて良かった ♪

それから、今は亡き師匠に、舞台に立つ者と
しての心構え、習うということのド真剣な姿勢
を厳しく教えてくださって、天に向かい合掌!

その時はただただ恐ろしいだけだったけど、
有り難い経験をさせてもらったのだなぁ!と、
何十年も経って、他の人との対比で思い知らさ
れるとは、ホントに、先生は偉大でした。

感謝。


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