検問

プラハ城の門番の交代儀式が終わり、
我らも中へ入る！

が、手荷物チェックがあるようだ！
警官みたいな人が2名、自ずと客の列は2列！

私は見るからに善良なアジア人観光客！
だから荷物もほとんど見ないで素通り！

ところが夫は見るからに怪しい風体！
ブラウンの革ジャンか？黒のヤッケか？
その上 黒のグラサン！ぶっとい眉毛に
グアムの透明な海で見た真っ黒なナマコに
似たヒゲ！

そして頭はミディアムヘアに茶髪にパーマ！
どう見てもサラリーマンじゃないし！

以前、夫がスナックへ連れて行かれた時、
スナックの姉さんに職業を当ててみ？と言ったら
「ウーン、建築関係か？芸術家？」と言われた！
スナックの姉さんて、毎晩お客を見てるから
鋭い！！！  当たり！！！

で、プラハ城に話を戻しますと、銃？を
持った警官が夫のリュックの中を入念に調べ
飛び出ている長いモノを見つけた！
「これはなんや？」夫「ピクチャー」  んで
無罪放免！
さっきカレル橋で買ったばかりの風景画だ！
横長のを買ったから、目立ったのね！？

こういう検問て、何も悪いモノを持って
なかってもドキドキするね！？

車乗ってて道でパトカー見た時とか、昔、
中学の時、校則がヤケに厳しかった！
体育館に生徒を並ばせて、一番恐い体育の
女の先生が、1人ずつチェックしにくるの！
そんな恐さに似てる！！！