新春に寄せて♪　西所沢音楽（ピアノ・バイオリン）教室

こんにちは
所沢、西所沢のピアノ教室、バイオリン教室の西所沢音楽教室です♪

1月もそろそろ通常に戻りはじめました
新春の音楽はと言うと、この時期は邦楽器が活躍しますね

まず箏そして三味線や尺八が代表的なものです
その中でも三味線は比較的歴史が新しく、室町末期に中国から琉球(沖縄)そして日本の上方へその後江戸へ伝わりました

姿からは今のバイオリンに近いかな?と思いますが、弓を使う擦弦楽器ではなく撥ではじく撥弦楽器の区分となります

2021年に紫綬勲章を受賞した地歌の演奏家の藤本昭子氏は3歳から母や祖母から手ほどきを厳しく受けました！
彼女の三味線の弾き歌い(地歌)を耳にする機会がありましたが、その張りのある艷やか声と豊かに響き渡る三味線の音色に驚きました

想像していたのとはまるで違いました!
現代の日本語ではなく歌詞の内容はよくわからなくとも、ただ聞いているだけで心動かされるのです

三味線の技巧の中でも重要な「サワリをつける」という事に注目しました　
簡単には倍音のようなビィーンという振動音を付ける事で、勘所にしっかりハマらないと鳴りません

バイオリンの正しいポジションで音程がハマると倍音が鳴り、良く響き渡るのと似ているかな?

そのサワリを付ける事が名手の藤本氏でさえ、自信を持てるようになったのはそう昔ではないという
本物とはこういう事なのですね
芸事の長い道のりを感じました


＊発表会の写真や演奏動画は教室トピックスhttp://pnet.kawai.jp/330671/topics/から＊

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