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出来るだけ生徒さんにとってBESTを選択して行く事が、大切かな ④

『出来るだけ生徒さんにとってBESTを
選択して行く事が、大切かな ③』の続きです。


そうやって色んな話、学校の話、
時には「お母さんがこう言うてた」とか
(ご家庭の会話には注意です。結構喋りはりますで(笑))、
腹を割って話せるようになれば、大丈夫。

信頼関係があるからこそ、叱る事も出来ます。

もし、何のコミュニケーションもとらず、
アカン事だけ「アカン」と叱って、
子どもは言う事聞くと思いますか?

私が子供なら、聞かんなぁ(笑)。

コワイおばちゃんと思うか、
何!?この人、と思うかかな。

そして、家に帰って「何で叱られたか」は言わず
「怒られた」だけ言うかもしれません。

子どもは信頼関係のある人に承認して欲しいですから、
たとえ自分が悪くても、不快な気分にさせたオバチャンの事を、
ストレス発散か何かで話すでしょうね。
全然そこに悪気はないけれど。本能ですもん。


例えば、子どもが大好きな「お母さん」。
自分を愛してくれる人だから、大好きですやん。

でも、親は子供に対して責任があるから、
時にはカミナリも落とす。
そんな時、子供は「お母さん嫌いや」と思います。
ボソッと「お母さんコワイから嫌い…」
と言う子もあります。

「でもな、コワイお母さんが嫌いなだけで、
いつものお母さんは好きなんやろ?」
と言うと、コクン動きと頷いてはります。


「お母さん」のすべてが嫌いではなく、
コワイお母さんが嫌いで、
ほんで、その原因は自分にあるのもちゃんと
解ってます。

でも、すぐに怒られたこともケロッと忘れて、
お母さん大好きになりますやん。

それは信頼関係があるからです。

私らも指導上、叱らなアカン時は必ずあります。
でも、信頼関係ない間にギャアギャア言うてたら、
ただのうるさいオバハンです。
どんどん嫌いになりますやん…。

一緒に笑い、一緒に話し、
そしてアカンもんはアカンと言える関係を築くために、
コミュニケーションを取ります。

「ムダ話」に見えるかもしれませんが、
その日のその子の心理状態を知る上で必要なのです。
でも、それは私の場合であって、
他にも信頼関係を築く方法はあるかもしれません。

それと、キャリアが積み重なればなるほど、
レッスンの展開は慣れているので、
どうしてもルーティンになってしまうところもあります。
30分と言う限られた時間でもありますから。

でも、体験レッスンさせて頂いて、お話させて頂いて、
自分にとっては「当たり前」な事が、
必ずしも「当たり前」ではなく、
「あ、そのように感じたりされるんや~」
と自分にとっても反省材料でした。

お母さまは「すぐにでも移りたい」とおっしゃいましたが、
まだ習い始めて時期も経っていないし、
もう少し様子を見て、
どうしても納得がいかない時はお知らせ下さい、
私はいつでもここにおりますので、と申し上げました。

後日メールを頂き、

『今日は貴重なお時間を頂き、
体験レッスンして頂きありがとうございました。
モヤモヤしていたものがなんだかスッキリしました。

私はすぐに森谷先生の教室に変わりたい
という気持ちもありますが、
先生のおっしゃった通り、
もう少し今の教室で様子を見てみます。

そして、また改めて親子共々
楽しくピアノを続けられるように、
考えたいと思います。
今日は本当にありがとうございました』

良かったなぁと思いました。
そら、せっかくご縁があったのだから、
レッスンしたいですョ。

でも、とても晴れ晴れした気分でした。


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