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お稽古ごとの練習 ④ ~アカンもんはアカン、と言える関係でありたいです

さて『練習しない組』さんに限らず、
子供さんは『ほめられたら嬉しい』です。
まぁ、子どもに限りませんが…。
大人も承認欲求は必ずありますから。

ただ、幼児さんと違って、
小学生になったら何でもかんでもほめるのは、
ど~なんかな、と私は思います。
ほめられたら嬉しいけど、『ほめられ慣れ』も起こすと思います。
あくまで、私の一個人の意見です。

結局、子どもであっても大人であっても、
『対人』ですから、『信頼関係』を築く事でしょう。
その人と、どれだけ『信頼関係』を築けるかで、
レッスンでのあり方も変わって来るのでは?と思います。


私はしょっちゅう、ちびゴジラになってます。
でも、信頼関係がまだ構築されていない間から、
ゴジラにはなってません。

ちびゴジラになっても、
その中に『愛情』がある事を解かるであろう人に、
ちびゴジラになってます。

お母さまと子供さん。
たとえお母さまがガ~ッと子供さんに叱り、
子供さんを泣かしてしまったとしても、
それ以降の信頼関係、崩れますか?
崩れませんやん。

その時は「オカンなんか、大っ嫌いや~」と思ったとしても。
根本的に嫌ったりしてませんやん。

それに近いものを育てる努力は、私も怠りません。
「アカンもんはアカン」と言える関係でありたいですから。


この前も『練習しない組』のHちゃんと、ありました。
全然レッスンノート持って来ないです。
練習してないから。
レッスンもその時は、30分一緒に練習する感じでした。
そら、お小言の1つや2つ、3つや4つありますわ。

「お母さんがな、ピアノやめさせるって」
子供は子供なりに、お小言の矛先を変えたく思います。

その時は私が
「えっ!!そうなん!?やめたらアカンよ!!もったいない‼」
とか言うと思ってたんでしょうね。

「そら、先生がお母さんの立場やったら、そう言うで。
練習せぇへんのに、何でお金出さなアカンのん。
イヤやから練習せぇへんのんやろと、
思われてもしゃあないんちゃうか?」

Hちゃんは、違う返答が来て
「えっ!!」みたいな顔していました。


1か月前くらいに、スーパーでお母さんと出会って、
お話した事あったんです。
「練習せぇへんねん。練習せぇへんのやったら、
やめなさい~!!て毎日言うてますわ~。
でも、レッスンは行きたいらしく、
やめるって言えへんねん」
とおっしゃっていました。

お母さまには、
めちゃくちゃピアノが好き言う子以外は、
自ら進んで練習に励む子は、まずいない事。

まだ低学年やし、初めて1年も経ってないし、
嫌いじゃないようなら、もう少し様子を見て上げて下さい。
練習し~や~と、声掛けお願いしますとお伝えしました。


すると、やはり、自ら進んで練習する子が多いんや
と思ってはったらしく、ウチの子くらいちゃうか、
練習せぇへんのん、と思ってはったようです。

続ける事によって段々上手になって、
弾く曲も複雑になって、そら練習量も増えていくけど
カッコイイ曲も弾けるようになる、
で、ほんの少しずつ楽しくなるもんです。

そのあたりのお互いのすり合わせは必要です。

ピアノを無理やりやらされてて、
嫌いやったらしゃあないです。

でも、レッスンに行くのは好きなら、
持って行き方ではこの先、
練習していく可能性高いですから。

さて、Hちゃんとはどのようになったでしょうか。
つづく


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