音楽教員採用実技試験コース　

♪　入会金　5,000円

音楽大学等で学ばれ、
公立音楽教員試験受験を目指される方のコースです。
2次試験の実技を指導いたします。

♪　回数　時間　レッスン料
１回60分　1レッスン　5,000円
大体、月に2回を目安にお受け下さい。


5教科の教員と違い、
たくさんはいらない音楽科の正規教員。
募集も少ないです。
でも毎年、同じ数だけ音楽関係の大学を卒業し、
教員を目指される方もまた、ほぼ同じ数だけいらっしゃいます。

学力等の筆記試験に自信があっても、
実技に自信ない方がいらっしゃいます。
自分の専攻の事だけではありませんから。

ヤマハのハイグレード試験に通ずるところもあります。
『伴奏つき初見視唱』や『新曲視奏』、『伴奏つけ』など。
苦手な方、多いですよね。
　　　
「何で、そんなんいるねん」
でも音高に勤めない限り、プロ的な技巧は必要ありません。
むしろ、何でもできるオールラウンダーな技量が、必要とされるでしょう。

現実の学校、楽器を触ったことない子もいれば、
音が読めない子もいます。
「けっ!!音楽なんてやってられへん」
「音楽なんか嫌いじゃ」
という態度の子もいるでしょう。

いろんな事に対応していかねばならないです。
即興で何かする事もあるかもしれません。
そういう力があるかを見るのが、実技試験です

「ちょっとこの伴奏やってよ」
勤務先が小学校なら、
「音楽会の合奏で、こんなんこんなんしたいから、よろしく」
なんて事、しょっちゅうですから。

音楽科教員のお仕事ですからね。
「私、できません…」は、避けたいですよね。
ていうか、ムチャぶりされると思います。

私の友達、広島の尾道で小学校教員しています。
校歌の伴奏をしてくれは普通ですが、
この校歌にイイ感じの伴奏つけてくれと言われ、
「お願い～」と、私に頼んできました。

尾道のいくつかの小学校、校歌の伴奏イイ感じになってます(笑)。

彼女は友だちに私がいたからいいですけど、
いなかったら、自分でしないといけません。
他の教職員の方々は「音楽教員だから出来る」ものと思っていますからね。　
　　　
現実に、ちょっと荒れた小学校で音楽教員している元生徒。
流行りのアニメなどの曲を、即興で弾いてあげたりして生徒さんを惹きつけ、
嫌われるのが常識な音楽の先生なのに(笑)、
慕われて上手く授業につなげています。

もう一度、大学受験時を思い出していただき、
色んな事にチャレンジしていただきます 。
余裕がありそうなら、合奏等のアレンジの方法もお教えします。


もし、音大に入ったばかりで、
将来公立教員になろうと思っている方へ。

ご自分の専攻ばかりでなく、3年もあれば、
即興力もかなり身に着くはずですので、
『その仕事には、何が必要とされているのか』を見極めて、
勉強なさって下さい。

まずは、お話しいたしましょう。