できれば、10年続けてほしい

習い事は、嫌なら無理に続けさせず
ほかに向いているものを
探す方が良いという考え方もあり
それもわかる気がします。

ただ、楽器の習い事は、長くやってみないと
成果が出ないので 10年を目標に始めてほしいと思います。

体や心の成長とピアノに対する意欲や上達度は、平行していると感じます。

意欲があるときもあれば、
ない時もある、
弾きたい曲があるときもあれば
何にも目標がないときもある。


でも、辞めないで続けていくと何か変化が
ある時が必ず来ます。

小学校の頃はあまり、練習を熱心にできなかった子が、六年生くらいからだんだん、練習するようになり、随分上達したなあと、思える姿を何人も見てきました。

バッハやショパンやベートーベン、モーツアルトの曲が、
ああ、弾けるようになってきたんだなあ、

と、思ってふと考えると10年目にさしかかっているということが、本当に多いです。

結果を焦らず、じっくり続けていけるようにレッスンしていきたいと思います。