不器用ですから、、、だからこそ

こんにちは
神戸市長田区の山下ピアノ教室です。

秋晴れが続きますね♪
高校時代の先生が「こんな日はピアノの音が違いますね！」と仰っていました。その頃の私は、恥ずかしながらあまり実感が無かったのですが、今ではその先生の仰っていた通りだと思います。

さて、レッスンでは生徒さんの顔よりも手を見ている事が多いのですが、細長い指、ぽっちゃりとした指、しなやかなでよく広がる指、、本当に十人十色です。
どんな手が理想か一概には言えませんが、しなやかさと強さを併せ持ち、指と指の間がよく開き、小回りの効く大き目の手なら最強ですね。

生徒さんの中には、器用であまり練習しなくてもそこそこには弾けてしまう人もいれば、不器用で人一倍練習を積まなければ弾けない人もいます。器用で練習好きな人は問題無し！どんどん上達することでしょう♪

問題は、器用で練習があまり好きでないタイプの人。このタイプの人は、最初はよく進みますが、難易度が上がれば行き詰まります。ピアノほどコツコツ練習を積まなければならない習い事はありません。

先日、ハノンを合格にしたら「やったー！！ なかなか上手く弾けなくて毎日こればっかり30分練習した！」と喜んだ生徒さんがいました。(他の曲を聞いて納得しましたが、、 笑)
健さんの名台詞ではありませんが「不器用ですから」こそ、そこまで練習が出来たのです。

つまり、「練習しなくても弾ける」は必ずしも良い事とは限らない。という事です。