指番号で歌ってみましょう

先日アメブロで「弱拍からの部分練習」という記事を書きましたが

その他に、もう一つ効果的な練習方法があります。

レッスンでも時々取り入れていますが

それが指番号唱です。

たとえば「さいた～、さいた～、チューリップのはなが～」

というフレーズですが

試しにドレミのかわりに指番号で歌ってみると

「いちーにーさんー、いちーにーさんー、

　　　　　ごーさんにーいち　にーさんーにー」

となりますね。

どうでしょう、わりあい簡単にできますね。

ではこれを練習してもあまりうまく弾けないところでやってみて下さい。

（指番号で音程をつけて歌ってみます。）

どうですか？

おそらく出来ないのではないでしょうか。

ということは、まだ頭でどの指がどの音を

弾いているかわかっていないという事ですね。

これはテンポの速い曲、例えばショパンの幻想即興曲などで

指が回らないときにも効果的です。

「口がまわらない・・」というご意見もあるかもしれませんが

部分的に取り出して、最初はゆっくり、頭で理解できたら

ある程度の速さで指先を意識しながら歌います。

どうかくれぐれも言葉の並びだけを覚えて繰り返す

呪文みたいにならないように致しましょう。

えらそうに書きましたが

まずいです　（＾－＾；）

もうすぐレッスン受けるというのに

全然出来てません・・・。