生涯にわたって音楽を楽しめるように

私が心掛けている指導方針です。ピアノ教室ですから勿論ピアノ実技をメインとしていますし、上達してもらえるようレッスンをしていますが、音楽を嫌いになってしまわれると残念ですから、生徒さん１人１人の様子を見て進めています。

今月上旬、娘の通う中高一貫校で文化祭がありました。中2〜高1の文化祭はコロナの影響で寂しいものでしたが、高2でほぼ引退となる今年はたくさんのお客様の前でバンド演奏（軽音部）出来、良い思い出となったと思います。

娘のバンド４人中、ピアノ経験者が3人と別な楽器経験者１人だと聞いていました。

そのお母様達と最後の応援。「ピアノやってきた事が役にたったわ〜」と言った方がいらっしゃいます。他にも「先生と連弾で…」など。

我が子もピアノソロの他、２台ピアノアンサンブル、連弾、ピアノトリオ（一度だけ）などの経験が、いきているのかな？と、後方でドラムを叩きながらメンバーを意識している姿を見て思いました。

作曲したオリジナル曲も披露していましたが、スコアはなく、メンバー全員耳コピも出来るようなのでそれで仕上げたようです。

音楽という趣味を通して他校の方々との交友関係も広がり、思い出深い学生生活になったのではないかな。

そんな我が子、しばらく遠ざかっていたピアノをとある事がキッカケで今週練習していました。以前やった曲をさらい直しで。

ブランクがあったので粗いですが、基礎をシッカリ教えて下さる先生に10年間お世話になりましたので、別室に漏れてくる音を聴いて勘を少し取り戻したように思いまし
た。

生涯にわたって楽しめるって、習った経験があってもすっかり忘れてしまう程度では難しいかもしれません。壁が来てヤル気が起きにくい時期もあるかもしれませんが、それを何度も乗り越える練習を積んだ結果だと考えています。（私の感想ですけど）最近そんな時期に差し掛かっていた生徒さん、レッスン内容を工夫しましたら、またヤル気復活した様子です！