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原曲も聴いてみてほしい②

昔、別の地域で教室を持っていた頃の生徒さんで、中学からピアノを始めた方がいました。

ヤル気もあって上達も順調でしたが、流石に2年目の発表会でショパンの「別れの曲」をやりたい!というのには無理があるのでは?と、お伝えしました。

しかし、「お姉さんが簡単そうに弾いている」というのです。お姉さんは、高校生になってから声楽を学びたいとのことで先生につき、副科ピアノも急遽始めたという方。私にピアノ実技指導のお話もありましたが、「入試まで時間も少ないし、声楽の先生からご紹介受けた方のほうが良いと思います。両先生同士、連携して支えて下さると思うので。」とお断りしたので、私はお姉さんのピアノについては実力がわからないのです。

「お姉さん、凄いね。始めてすぐでコレ弾けるの?」と、私が楽譜を見せた上で少し弾いてみたんです。「中間部はこんなだよ。」と。

すると「えっ?!全然違います!こんなに難しいんですか?お姉ちゃんのは、もっとすごく簡単そうな楽譜で音も少ないです。」と。

原曲を知らないのです。違う事を知っていて、それでも「そのメロディーが好きだから弾いてみたい!」というのならば、そういう楽譜を使って弾くことも楽しくていいですね!
でも、私としては中学生辺りの発表会プログラムにこの曲が掲載されていたら、恐らく皆さん原曲のイメージでいると思うので、それで良ければいいですよ
…と伝えました。
「他にこんな曲もあるよ」と、別れの曲が好きならイメージ的にこれならどうか?という数曲を候補に出してみました。それだって、始めて2*3年で弾くのに簡単ではないですが、彼女なら出来ると思ったので。

するとその中から選んで立派に演奏しました。他にそんな曲があることも知らなかっただけなのです。

是非、色々な曲に触れてほしいです。そして出来れば、一度は原曲も聴いてみてほしいな…と私は思っています。


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