増税・・・

10月からの増税に伴いまして、
お買い物や、習い事などのお月謝が
変動することと思います。
特に大きなお買い物については、
＋2％の増税は、だいぶ違ってきますね・・・
先日、ピアノの先生方と、お月謝についてお話をしました。
色々なご意見がありました。
私は、昨年引っ越しをし、レッスン室の環境が良くなったことで、
規約やお月謝の見直しをしたばかりなので、
10月以降の変更の予定はありませんが、
お話した先生方は、やはり今まで通りでは難しく、
この機会にお月謝アップでしたり、
今までのお月謝に外税で10％をつけるといったお考えが
多くありました。
そして、できれば、増税前に是非ピアノを購入して頂きたい
というお話もたくさんありました。
私もそう思いますし、調律師さんや楽器店の担当の方も
おっしゃっていました。

個人のお教室では、お月謝、設備費、冷暖房費・・・etc
また、振り替えレッスンについての判断が、
それぞれのお考えの元で成り立っています。
そういうことも含め、保護者の方々には
ご理解頂く必要がありますね。
お月謝についても、
年齢でアップしていく形や、レッスン時間、テキストのレベル・・・etc
様々なお考えがあります。
興味深く聞いたのは、
未就学児、小学生学年別、中学生、高校生のように、
学年でお月謝が変わるスタイルです。
これは、幼稚園からレッスンを始めて小学校高学年になっても
なかなか進まない子がいる場合の為の対策となるようです。
なるほどな～と思います。
レベル別でのお月謝の場合には、年齢関係なく、
内容のレベルアップと共に、レッスン時間が長くなったり、
レッスン代が高くなったりしていきますが、
確かに、学年別にすれば、皆平等になりますものね。
でも、例えば極端な例かもしれませんが、
同じ小5の2人がいたとして、
1人は、のんびりでやっとブルグミュラー、
もう1人は、ばりばりショパンのエチュードを弾いている、
という場合、同じレッスン時間とレッスン代で良いのか・・・
という問題も出てきます。
やはり、ショパンのエチュードを教えるには、
指導者のテクニックや知識も、さらに必要になるかなと思います。
もちろん、ブルグミュラーの素晴らしさを教えるのも
とても難しい事ですが、
曲そのものの難易度を考えると・・・という事です。

何はともあれ、どこの先生も、生徒さんの事をとても大事に考え、
一生懸命にレッスンしているのは同じです。
そして、その為に、様々なセミナーなどに出かけ
勉強もしています。
結局のところ・・・
保護者の方との信頼関係が一番大きなポイントなのでしょう。
昔は、先生のおっしゃることは絶対！！でしたが、
今はそういう時代でもないですので、
お互い意見交換をすることも大事だという事なのです。