グレード試験を受ける理由

おはようございます。栗東市 ヤマハピアノ教室の山下です。

先週末から日曜日の朝にかけて降った雪が、やっと消えました。

日曜日の朝の栗東は、一面の銀世界…だったのですが、ナ・ン・ト！

京都に行ってみたら、全く雪が降ってなくて…積もってなくて…(*_*)、

逆にビックリしてしまった私です。



さてさて、12月にグレード試験を受けた生徒さん達の結果が、先週届きました。

どの生徒さんも「グレード試験の結果が届いたよ〜。」と言うと、

お顔がキュッと引き締まります。ウンウン…（╹◡╹）かわいい反応です。

封筒から取り出して、開けた瞬間のお顔が一番に見える！

これは、私だけの特権だと思っています。このお顔が見たくて！

グレード試験を受けていただいてます〜。なーんて、勿論、冗談です。



発表会も、コンクールもそうですが、ドキドキする瞬間、ちょっと怖くてドキッとする瞬間、

ヤッタ〜！とウキウキする瞬間、ジワジワっと悔しさを噛みしめる瞬間…、

『瞬間』を重ねてゆくこと…、私は必要だと思っています。

たとえその瞬間が、嬉しい瞬間ばかりでなくて、

時に、悲しかったり悔しかったりの瞬間だとしても…。


グレード試験は、この『瞬間』を通して、いろんなことを生徒さんたちに伝えてくれます。

私が何も語らなくても、生徒さんたちは、生徒さん自身の力で、

沢山の『瞬間』を通して、いろんなことを学んで下さいます。

ここに、『グレード試験を受ける理由』がある！私は、そう思っています。



今回、試験官の先生からいただいたアドバイスの中で、

初めて10級を受けた1年生の生徒さんの、合格証に書かれていた、

「とても綺麗な姿勢で、自然な指運びで弾けました。」という言葉が、とても嬉しくて。

ピアノのテクニックもピアノの表現力も、ここから始まりますよね。

合格証を開けた瞬間の飛びっきりの笑顔！

その笑顔を一番最初に見える瞬間が、私の原動力です〜(≧∀≦)。