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☆気ままに、音楽あいうえお☆ 「け」 鍵盤

 “ピアノ、オルガンなどの楽器で、半音階的に横に配列された鍵(白鍵と黒鍵)の系列。”

 
 フィギュアスケートの選手が 「氷をつかめなくて苦労している。」 と言っていたのを聞いて、そういえばピアノも調子が悪いときは鍵盤がつかめないな、と思いました。 フィギュアスケートは足で氷をとらえて身体の動きを支えて表現をコントロールしています。

 ピアノも指と鍵盤とのコンタクトが大切。指の関節、手のひら、腕、肩、腰、いろいろな部分と連携して音を表現しています。重心をなるべく低くして最適な重みをかけながらいい音を出していきますので、このフィット感はとても大事です。

 この指と鍵盤が接する面がピタッと吸い付くような時は調子がよく、タピオカを触っているように鍵盤が逃げるときは調子がよくありません。コンサートの時は調律でもこの感覚が違ってきますので大変です。 たくさんの練習で状態をよくしますが、やはりかなり指を強くしないとこのフィット感はなかなか得られません。

 また鍵盤の手前を弾くときと奥を弾くときは力のかけ方がまるで違います。この何㎝かの差に「てこ」の原理が当てはまります。曲を弾くと様々な和音を弾きますが、黒鍵が混じると鍵盤の奥の方を弾く場面も多いのでいい響きにするためには弾く場所に左右されないように気を配らなければなりません。

 更に鍵盤の幅を手がおぼえていくことも大事です。長年の練習と慣れが必要ですが、ある道具を使って少し脳みそにも仕事をしてもらいましょう。それは

 
 「定規」

 
 先日生徒さんのレッスンをしていて弾きにくい和音が出てきました。♭シレファという変ロ長調の主和音ですがなんだかとても幅広。そこで登場したのが定規。実際に定規で測ってみると差が歴然です。 ドミソと比較するとよく分かりますが同じ3度音程でも、ド=ミは5㎝、♭シ=レは7㎝。また5度音程では、ド=ソが9.5㎝、♭シ=ファは12㎝でした。何気なく自分は今まで弾いていたのに長さが違っていたなんて!生徒さんもびっくり。 数値にすると目からうろこです。

 たくさんのレッスングッズが売られている今日この頃、レッスンで定規を使っているのは私くらいでしょうか?え?生徒さんが弾けない時にピシッと叩く用に使っている先生もいるですって?!それは大変。

 88の鍵盤を自在に操るようになるのはなかなかに大変です。



  HEART PIANO ハートピアノ教室
  






























































































































































































































































































































































































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